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【HMJ 2022夏 いろいろ反省&報告会】

先日のHMJについての報告を聞きたいというお声が数名から上がったので、時間が経ちましたが書いてみます。(そんなに需要があるとは思いませんでした。楽しんでくださっていて感謝です!)

他の報告会はこちら
→ イベント出展のこと。|note

【概要】
「HMJ」=「Handmade In Japan Fes」は、3年ぶりの夏開催となりました。
・開催概要:7/23(土)・24(日)
・場所:東京ビッグサイト西展示棟 1F
・公式HP:ハンドメイドインジャパンフェス (HandMade In Japan Fes) 

色々とあったので、まずは開催前のところから。

■開催前の出来事

①なぜ1日のみの申込を選んだか。

こちらは、お会いして聞かれた方にはお答えしていますが
まず、「デザフェスで2日間出展して全く見ることができていないモヤモヤを解消したい」からです。
他のハンドメイドイベントもありますが、ハラダ好みのものが見られる東京のイベントは、ハラダの中ではデザフェスの次にここだと思っています。
そして、「2日間出展すると採算が合わない可能性がある」からです。
前回、「2022冬」に初めて出展しましたが目指したいた予算には届かず。
ただ、それまで何度もお客さんとして遊びに行っていましたので会場の様子もある程度把握していましたし、予算には届かなかったものの予想通り。
また、つい2か月前と同じものを並べているわけですから同じお客様が来てくださる見込みも少ないなと考えています。

②出展者向けのインタビューに答えた。

クリエイターに聞く「ハンドメイドインジャパンフェス(HMJ)」ってどんなイベント?」

「HMJの読み物」 より

お声がけいただき、出展をしようか迷っている方の背中を押すインタビューに答えました。あのインタビューではベテランさんもお答えしていらっしゃいますが、ハラダの役割は「初めて出展してみてどうだったか」というものです。
念の為ご説明しますと、内容を考えても、こちらは集客に繋げるものではなく同業者の皆様に向けてインタビューに全力で応えました。
このお声がけのきっかけは、おそらく前回のHMJで企画展示に参加したことで目に留まったのだと思います。

「HMJ 2022冬」の企画展示

③「RTキャンペーン」に参加してみた。

「RTキャンペーン」開催日程
・5月17日(火)10:00~18:00
・7月7日(木)10:00~18:00(6日前)
・7月14日(木)10:00~18:00(9日前)

確かこのようなスケジュールだったと思います。
HMJのフォロワーさんは、ほぼ出展者だったり作家さんなわけで、こちらも残念ながら大きな集客は見込めません。ましてや開催日より前すぎて当日のワクワク感に欠ける日程だと感じましたが、出来ることは「出来る限りやりたい」ので参加。

結果、やはりRTキャンペーンの成果は感じませんでした…。

④自身のSNSによる発信が不足していた。

③を読むと、じゃあ主催がいけないのか?と思われるかもしれませんが、そういうことでは全くありません。改善の余地はまだまだありそうですが、こういう風に社員の方が総出で手を尽くしてくださっていること、感謝しかありません。

余談になりますが、初心者のハラダはこんな事を思っていました。
「高い出展料を支払っているんだからその分主催には働いていただかないと」と。
しかし、今は全くそんなことは思いません。
これだけ大きな場所を借りて、イベントのヴィジュアルも整えていただき広告もしてくださり、マニュアルを作成し、配置を考え…よくよく考えればこちらの支払う出展料なんてこれでもまだ足りないくらいなんですよね。
そして、たくさんのお客様に来ていただくことで、個人個人の入場料も抑えられ、かつ主催側は次のイベントの開催に臨めるんだと思うんです。
つまり、お金を払ったからといってお客様のような顔をしていてはダメなんだと思うんです。
場所に人を呼ぶのは自分なのだと自覚しないといけないなと、仕事として割り切った時に思いました。

それなのに、多忙のあまりSNSでの発信不足に陥りました…。
もっと出来たな、と思います。
結局は、イベントなどの「売れた売れない」は自分自身で事前にどれほどの人の心を動かすことができたか、に依るものなんです。

⑤もちろん、今回も前泊。

お部屋が狭いのでスーツケースはベッドの上で開ける。

東京の奥地に住んでいるもので、「当日笑顔でいるため」の前泊です。
一番最初はまったく仕事が終わらず、止まりつつ真夜中まで作業をしていましたが、最近はこのペースに慣れてきたので最後の仕上げをするくらいになりました!そして早寝早起きです。


■開催当日の出来事

①「早朝搬入」成功!

前回、「早朝搬入」に申し込んでいたものの、事前に聞いていた入口が開いておらず、大荷物を持って真冬のビッグサイトで右往左往し結局通常の搬入口が開くまで待っていた…という悲しい事件がありました(笑)

前回も事前に個別に問い合わせて確認していたのですが、その入り口が分からず早朝のため問い合わせも出来ず警備員も知らない…という事態でしたので、その話もお伝えした上で、かなり丁寧に教えて頂きました!

今回は「アート」のカテゴリーです!

6:30にホテルを出て、6:50にビッグサイトに到着。
9:00くらいに大体終わり、朝ごはんタイム+ビッグサイト散歩。

しかし、館内の空調を入れてもらえないという過酷な環境。
でも、マスクをしていなきゃいけない。
力仕事もあるし、息が上がる。熱気。汗だく。シャッターは閉まっている…。
(冬の時は「換気!換気!」ってシャッターが開いていて寒いくらいでしたが、なぜかシャッターが閉まっていたので窒息しそうでした。)

早朝搬入が無事に済んだので優雅に過ごせると思ったのですが、この暑さで結構やられました。

汗をかくことも想定して着替えを持っていきましたが、シャワー浴びないとお客様の前に出ちゃダメなのでは…?と思う程のあり様。(戻る事はないと思い、ホテルはチェックアウトしてしまいました)

実は夏のイベントは2回目。前回は長野でした。
あの時もオープン前は空調が入らず、年配の方がぐったりしていて…これはどういう事なのかと驚きました。
まさかビッグサイトでもこのような仕打ち…。
今後、6~8月のイベントは控えようかと思いました。

②企画展示に参加してみた。

前回に続き、今回も楽しみにしていた企画展示。
結構頑張って作ってきたのですが、実際に置いてみるとイマイチ…でした。
足りない感がします。

今回のテーマは「サークル」

テーマを知った時、IRO LABでる来る「月が綺麗」をクローズアップさせたものにしたいと考えていました。
後ろからライトを当て、満月を照らします。
しかし、そこしか考えていなかった為に周りがさみしい…。

高さ40cmという制限もあり、ギリギリにおさめたのですが
なんと、1m超えくらいのものを展示している方が…(泣)
本当は、月を展示する為に高さはもう少し欲しかったんです。
でも、規定に則って作ってきたのに、そんなー…。
まぁ、自分の不足感もありましたし、他の方がルール違反してるとかは自分の作品に影響ないわけですが…OKなら作りたいものを作りたかったなぁという心残りが生まれてしまいました。

③前回の反省、「PayPay」の逆襲!

5月のデザフェスでは、長い時間を掛けてようやくPayPayを使えるようにしたのに、使えることを忘れていたという大失態を犯しました。

その時の記事→【デザフェス55報告会】大反省&売上報告(有料) 編

今回はきちんと使い、そしてその便利な事!
Suicaも便利ですが、これは便利!絶対使うべきですね。(今更)
お客様も財布を出す必要が無く、こちらも決済端末を起動させる必要も無く。なんて優しい世界なんでしょう…!(大袈裟)
泣きながら設定して、これは本当に良かったです。

③正方形ブースの使い方

当日のブース

「2m×2m」という正方形ブース。
デザフェスの時は「180cm×90cm」という狭小ブースなので非常に有難いです。しかも、数ブースにひとつ、空間を設けて下さっているのが本当に嬉しい。
今回は、60cm幅テーブルと45cm幅テーブルを並べています。

斜め横から見た写真。これでテーブルの使い方が分かります?


裏側に45cmテーブルを置くことで、裏で作業がしやすい状況を作れました。
バナースタンドはその裏側部分に置きました。
そして、ミラーはお客様の目線の高さになるようにバナースタンドにフックを取り付けています。(これは少し前からし始めましたがすごく便利です)

ミラーはこちらの「シルバー」を使っています。

③強めのスポットライトを使用してみた。

今使っているライトが、明るさや持ちが良くて良いのですが首が長いのがちょっと残念。持て余す時があります。

↑ハラダがレビューしてます。

で、USB電源でありながらクリップタイプのスポットライトを見つけたので今回初めて持参。
しかし、明るさが強すぎるせいで、開始2時間でモバイルバッテリーの残量が全て「0」に!
今使っているお気に入りのライトを超えるライトにはまだ出会えていません。こちらは明るさが調整できるしテーブルに挟めるしやっぱり最高…。


さて、ここから後は、IRO LABの売上報告です。
毎回同じような事を書いていますが、人と比較する為のデータではなく「過去の自分」と比較し、考察・改善・挑戦をしています。

数字というデータはどこに行ってもわかりやすく、何かしらの根拠になると思っています。こういったイベント時には、「お客様のワクワク度」に直結しているとも思っています。そして、数字を取っていないと記憶頼りになってしまう。でも記憶って感情に流されがちなので危険なんです。

「ハラダはどれだけの人をワクワクさせられたのだろうか。」を数値化し、その売上金で更に次の「ワクワク」を生むみます。

きっとこれから初めて出展する方や、今回初めてだった方は特に
周りの人は実際、どれくらいの売上があったんだろうと気になる人もいるはず。そんな出展者側の方のお役に立てたら嬉しいです。
喫茶店のコーヒー1杯程度の金額になりますが、よろしければご覧ください。

ここまでで十分お腹いっぱいになった方も、「♡」を押して行っていただけるとすごく励みになります。

■報告会 後編

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