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読者はどんなnote記事が読みたいのか?

前回の記事でも書いたように、現在noteでは発信したい方ばかりが増えて、記事を読もうとする読者が激減しているように思います。なぜこんな状態になってしまったのでしょうか?これだけ記事が溢れているのであれば、読みたいと思える記事だっていくつもありそうなものなのに。

そんな事を思いつつ、検証がてらnoteを徘徊してみました。すると1つ、とても気になる傾向を発見しました。

それは、発信者が読者に「何かの方法を教える記事」がやたらと多いということ。これは多分、皆さん「有益な情報を発信しなければならない」という呪いにかかってしまっているのだと思います。

たとえばよくある「noteでフォロワーを増やす方法」のようなものとか「メンタルの鍛え方」「アンガーマネージメントの仕方」「マーケティングとは?」「ブランディングとは?」「〇〇は××するべし」のような記事たち。よく見かけるし、そういう記事を書いていらっしゃる方も多いことでしょう。

一昔前ならそれでもよかったのですが、私の体感的にはそういう「何かを教える」系や「アドバイス」系の記事は、最近はあまり流行らないようです。

押しつけがましく感じてしまう方がけっこういらっしゃるようで、そういう情報が本当に欲しい時はわざわざnoteで記事を探すのではなく、普通にネット検索すると思いますし、自分に関係があるかどうかさえわからないものの方法ばかりが羅列されているような記事を、貴重なプライベートな時間に読もうとするか?と考えると、自分ならまず読まないだろうな…という結論になってしまいます。

しかし、書き手側としては、そういう内容を書きたい。ならば、何をどうすれば良いのか?

視点を変えてみる事をお薦めします。

たとえばアナタが書きたい記事の内容が「面倒くさい上司とのコミュニケーションの取り方」だとしましょう。ここでいきなりその方法論を羅列したところで、これほどつまらない記事はありません。退屈してしまいます。読者は教えを乞いたいわけじゃないんです。ちょっとした気づきや安らぎ、ほっこりが欲しくて記事を読みに来られるんです。

なので、記事のメインはアナタの経験体験談をメインとし、タイトルも堅苦しくなく経験体験談にまつわるものにするのが良いでしょう。

こんなことがあって嬉しかった、哀しかった、腹立たしかった。「皆さんもこんな体験した事ありませんか?」みたいな問いかけを読者にしてみたり。そして最後のシメとして、解決方法や方法論をいくつか超簡単に紹介します。方法論を紹介した後は、自分がその方法を実践してみて世界がどう変わったのか?を書き足します。一番最後には、読者にも試してみるよう、促してみるとか。最後に促しておくと、読者がコメントしやすくなるんですよね。試してみた人が結果報告をしに来てくださるかもしれませんし。

いかがでしょう?呪いはいっさい振り切って、もっと楽に構えてみては?そもそも有益かどうかなんて、発信者が決めるものではないのです。

「ねえねえ聞いてよ!こんなおもしろい事があってさぁ~」みたいな感覚で良いと思うんですけどねぇ~。

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