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140字小説【未来で知った事実】

ぼくはタイムマシンに乗って十年後のスーパーへやってきた。店員は人からロボットに変わっている。見慣れた食品はそのままだ。ぼくは店内で妻と娘を見つけた。娘は成長し、妻はあまり変わっていない。だが、ぼくの視線に気づいた娘が驚愕の表情を浮かべた。「お、お母さん!お父さんの幽霊がいるよ!」

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