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最後に腹で決断する

人間が思考するのは頭

気持ちを感じるのは胸

考え方や哲学は腹、というか丹田(おへその下あたり)に備わる。

この3つで人間は物事を判断しているように思う。


頭でっかちにデータやロジックに頼りすぎた判断はときに目の前の相手の本心を感じ取れておらず、すべてを無駄にする。また過去の成功体験がImprint(刷り込み)されて、今回もうまくいくだろうと頭の判断に従って大局を見誤るときがある。

衝動買いをして後で後悔するパターンは、その時の感情で動き、頭も使わず、腹とも相談せずに決めちゃったときに起こる。これもリアルクールポコ状態になる。『あーやっちまったな・・・』
気持ちに正直になることがいい場面では思いっきり胸の内を伝えることも大事だが、何かを決断するとき、胸オンリーの判断でいくと恋愛のようにうまくいかないことが多い。

最後の腹(ハラ)。ここだけはいつもアサリのように潜っているので、時間をかけて自ら確認しに行かないといけない。人によっては散歩、ストレッチに始まり座禅やヨガ、瞑想をして内省し、アサリの貝が開くように”らしい自分”がパカッと見つかる。決断の時にあとで一番後悔しないのはここ


よく人間は大体一日に35,000回決断をしているとよく言われるが(ほんまかいな?はおいといて)、確かに決断しなければいけない場面は多々ある。

しかも大小ある。

私の場合、大の決断を確認すると、

留学は「頭:Yes、胸:Yes、腹:Yes」だったので当時勉強でいくら苦しくても今や親への感謝しかない。

転職は「頭:Yes&No、胸:No、腹:Yes」だったのでアサリの砂抜きのようにジャリジャリした気持ちの処理と整理が必要だった。でも後悔はしていない。

人によっては自分は頭で整理して決めたものがしっくりくる、結局胸で決めたほうがうまくいっていると思う方もいるかもしれないが、最終的に「腹をくくって」腹で決めたものはいつまでも納得いっていると思う。

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