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SEを辞めてハンドメイド作家へ転身。キッカケは祖母のネックレスでした。

はじめに

私は現在ハンドメイド作家として、軽さと彩りにこだわったアクセサリーを制作しています。
https://lit.link/irotoiro
初のnoteへの記事として自己紹介も兼ねて、ハンドメイド作家になるに至った経緯をお話しします。

SEとしての苦悩の日々

私は大学を卒業してから何度か転職を繰り返しながら、2018年4月まで基本的にはSEとして10年ほど働いていました。バックエンド、フロントエンド、アプリ開発に携わったり、プロジェクトリーダーとしてベトナムのエンジニアとSkypeミーティングをしながらプロジェクトを進めることもありました。

仕事はやりがいがありましたが、激務のために4年目で体調を崩して鬱病とパニック障害を併発して休職。復帰後もずっと体調の起伏に悩まされてきました。
更に、年齢が上がるにつれて仕事で求められることや責任が多くなり、「元々プログラムの世界が好きだった人」との差を感じるようになってきました。
私にとってSEの仕事は「お金を稼ぐ手段」であって、「好き」ではなかったからです。
しかしSEの仕事で限界を感じながらも、「では代わりに何が出来るのか」という答えが出ませんでした。

初めてのイヤリング制作

昔から趣味が無かった私は、まず何か新しいことを始めてみようと思いました。そこで、元々イヤリングが大好きだったので、パーツ屋さんでパーツを買ってアクセサリーを作ってみることにしました。

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これが初めて作ったイヤリングです。自分の好みのパーツを組み合わせられること、自分の背格好に合ったデザインにできることがとても嬉しかったです。

祖母のネックレスをイヤリングに加工

その後、祖母から不要になったネックレスを貰ってパーツを分解し、イヤリングに加工してみました。

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この祖母のネックレスから作ったイヤリングとピアスを、姉と二人の従姉妹にプレゼントしました。祖母も自分の使っていたものを孫達が身につけてくれるということを、とても喜んでくれました。
この時に初めて、自分が作ったものを人に着けてもらえる喜びを感じました。
ただ、この時の祖母のネックレスはわりと重たいビーズで作られていたため、イヤリングも結構な重さになってしまいました。
私は大ぶりなイヤリングが大好きなので、どうにか軽いイヤリングを作れないかと考えていました。

ペーパークイリングとの出会い

たまたまアクセサリーの作り方をYouTubeで検索しているときに、外国の方がペーパークイリングでアクセサリーを作っている動画を見つけました。
美しい曲線と渦模様、カラフルな色の組み合わせを見て「これだ!」と思いました。
ペーパークイリングは本来はメッセージボードやカードに貼って装飾するものですが、私のペーパークイリングとの出会いはアクセサリーからだったのです。

ペーパークイリングに出会ってからは猛練習しました。本を買って練習しましたし、動画を何度も繰り返し見ながら、同じように出来なくてイラ立つこともありました。
そして、初めてクイリングで作ったイヤリングがこちらです。

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今見ると強度が考えられていないデザインなんですけど(^^;
大きいモチーフなのに着けているのを忘れるほど軽く出来ました。
買ってきたパーツを組み合わせていただけのときとは違って、自分の思い通りのモチーフを好きに作れることに感動したのを覚えています。
すっかりイヤリング作りに魅了されていました。

"好き"を仕事にすることへの迷い

そんな時、仕事で社長と衝突しました。小さい会社で以前から社長と衝突することは多々あったのですが、その時は「もう続けられない」と確信する衝突でした。
今までの転職活動の中で、異業種への転職の難しさは知っていました。またSEに転職するしかないのか...と悩んでいました。

心の内には「ハンドメイド作家になりたい」という想いがありました。でもなかなか夫には打ち明けることが出来ませんでした。
「好き」を仕事にすることに、後ろめたさがあったのです。楽をしているようで。仕事ってつらいものだし、皆つらい想いをしながら仕事をしているんだからって。
それに、世帯年収が半分になってしまうことの不安もありました。
お子さんを育てながらバリバリ働く人もいるこの時代に、子供がいないのに会社を辞めてしまうなんて周りからどう思われるんだろうという不安もありました。
でもこれからも体調不良を繰り返しながら仕事をしていくの?一度きりの人生、このままの生活を続けていくの?と自問自答していました。

ハンドメイド作家になることを決意

悩み抜いて遂に、夫に打ち明けました。
夫は拍子抜けするほどあっさりと「良いんじゃない?」と言ってくれました。
私の性格をよく理解してくれている夫は、私が悩み抜いて打ち明けたことを理解してくれていましたし、真面目な性格だから向いているんじゃないかということを言ってくれました。
夫の後押しもあり、私は迷わずハンドメイド作家への道を歩き出しました。

最後に

デザインだけじゃない、軽くて着け心地が良いアクセサリーを作り、アクセサリーの重さに悩んでいる方のお役に立ちたいと思っています。
「ファッションは我慢」なんて言いますが、「オシャレでも楽」を目指して今後も制作していきます。

これが、私がハンドメイド作家になった、ハンドメイドストーリーです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!


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