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足元のガイドサインで誘導する

近鉄丹波橋駅の京阪への連絡通路に、きょうから「中央分離帯」が出現している。

けっこう混む通勤途中でも「変わったな」と気づいた。前を向いて歩いているつもりでも、足元には自然と目がいく。ホームの整列位置、歩行レーン、階段の歩く側。丹波橋の中央分離帯は、左側通行させたいのかなーというくらいのゆるい存在だけど、本来「移動」の誘導のために床面のデザインはもっと工夫されていいと思う。

足元のサインといえば思い出すのが、4年前に公開された成田空港第3ターミナルの「陸上トラック」(日建設計+無印良品+PARTYで2015年グッドデザイン金賞)。ローコスト素材・more than 2 in 1などいろいろな側面があるけど、単純に赤青がビビッドな床面の誘導は明確だし、旅のテンションが上がる(実物はまだ味わっていない)。

先日の別府合宿のワークでも、これに触発されて「舗装」による誘導計画を考えた。実装に関わるチャンスが来るといいな。

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