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お気に入りの書店に本を買いに行く

『未明02』に出会ってから突如「お気に入りの書店」に格上げされた四条河原町『メリーゴーランド京都』に今日も行ってきた。めあては前回見送ったレベッカ・ソルニットの『ウォークス』。

『災害ユートピア』で名前を知っていたソルニット。最近よく仕事中の切り替えで散歩したり、娘と近所を歩いたりするので、「歩くことの精神史」というテーマはいいなと思った。「いろんなことが書いてあっておもしろそう」という浅い選択にしては値が張る本だけど。

こうしたマニアックな本ほど、その本を仕入れることを選んだ書店に敬意を表して、Amazonではなく実店舗に出向きたいと思う。その棚でしか巡り会えない本との出会いの価値は、本当に大きい。マニアックな本を取りそろえる書店といえば京都の筆頭は恵文社一乗寺店だけれど、遠くに引っ越した今、同じような魔力を感じる書店が徒歩圏内にあるのはうれしい。

ついでにもう一冊。

『パンと野いちご』の山崎佳代子さん、ベオグラード在住の詩人。もしかして絶版本?すかさず手に取る。「日誌」という形態もおもしろい。

こういう、腰を据えてじっくりのんびり読みたい本がどんどん積み上がっていく。

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京都メリーは、ほぼ日の店舗TOBICHIの隣、超レトロな昭和初期の建築「寿ビルディング」の5階にある。

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