8歳、寝食を忘れて本を読む
「ごはん食べないの?」
「今お腹すいてない」
そう言って娘は延々本を読んでいる。
「そろそろ寝る時間やで」
「もうちょっと」
そう言って娘は延々本を読んでいる。
早朝起きて仕事をしていると、「おはよー」と起きてきて、涼しい仕事部屋に座って本を読んでいる。
自分で黙々と読むようになったのは本当に最近だ。読める漢字の量が一定数を超えると、一気に読書の世界が広がる。これから4年、5年になると「岩波少年文庫」で読める作品がぐっと増えるのも楽しみだ。
いま読んでいるのは『なんでも魔女商会』というシリーズで、友だちが先に読んでいるので「はやく追いつきたい」と言って加速している。あと、ファーブル昆虫記の1巻の予約をしている間に『ビアンキ動物記』というのも借りてきた。あとはパディントン、ドリトル先生。通学途中に図書館があるので、学童の帰りに毎日何か借りて、毎朝何か返却ポストに入れている。
きょうもお迎えついでに図書館に寄って、ふたりで「ちょうどいい感じに読み始められそうな、1巻から読めるシリーズ」を探した。茂市久美子さんのを2種類借りてきた。こういう新規開拓は、父はちょっと目利きの自負がある。
ごはんをあまり食べないのは夏バテもあるみたい。けどお弁当と「おにぎりタイム」は完食だし、ヨーグルトとかミニトマトとかお茶漬けとかは食べているので、お腹すいたら何とかするでしょと思って大目に見ている。
良質なアウトプットは、量×質のインプットから。ますます成長が楽しみだ。
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