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Term2を振り返って 学習の振り返り編

Term2が先々週終わった。振り返ろうと思いながら長々と長引かせてしまった。Term2の振り返り。


全体を通じて

Term1よりも学習の進度ややりかたには慣れた気がする。一方で、中だるみを感じたり、受験の合否が出たりとストレスフルな学期だった。今まで精神的にきつくて人に泣きついたことがなかったけれども、初めて先輩に愚痴きいてくださいと泣きついた。そのくらいきつかった。

MEHP (Modern European History and Politics)

Term1がフランス革命とナショナリズムと具体的な例がある物事を学んだのに対して、Term2は政治理論とポピュリズムとはっきりとした具体例がない、文章で理解するべきものが増えた。言い換えれば、学習内容を理解することにより高度な英語力が必要になった。マキャベリを英語で読み、ホッブズに関するエッセイを書くという、去年の今頃は想像してもいなかったことをしていた。インプットに高度な英語力が必要となるということは、アウトプットにも高度な英語力が必要になる。理解しにくい内容を理解して、それを自分なりの言葉でエッセイにするということはとても難しかったし、苦しかった。'Your English is quite difficult to understand'と言われたとき、もうすべてをほっぽってふて寝したよね。

一方で、理論の理解をどのようにやればいいのかが少しわかったような気がする。授業で使ったパワポとか、リーディングとか、ノートとかに書き込みを加えていくよりも、一から自分でノートを作ったほうが分かりやすいとわかった。進歩。

GABE (Geography and the Built Environment)

あんまりおもしろくないなと思うことが多かったけれども、自分がやりたいことがはっきりと分かった学期であった。Term2の最初は移動についてだった。Mobilityってことね。人間の移動はどのように決められて、どのような制限があるのか、何が人を移動に駆り立てるのかとかを学んだ。結局は個人差がありますという結論に集約されていて、他に結論はないのかなと思いながら授業を受けていた。移民政策に興味があったから、移動も面白いかなと思ったけれどもあんまり興味がわかなかった。私が興味があるのは、人間の移動が社会にどのように影響を与えるのか、人間の移動をどのように制御するのかという鳥の目線、上からの目線であり、個人の移動に興味はないんだなと思った。

逆に学期の最初にシラバスを見てあんまりおもしろくなさそうだなと思った建築が意外と面白かった。モダニズム建築とポストモダニズム建築を主に学んだのだけれども、施工主の意図が建物にどのように反映されているのかを建物の外観から分析することができて、すごいなぁと思った。文化は人間がいないと創り上げられないんだなとも感じた。2040年くらいにはシンギュラリティが来ると予想されているけれども、AIはその時までに文化を創造することができるようになっているのだろうか。


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