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さよならビオトープ

わたしの家では庭に池をつくり、家の近くの水辺や林からどんな生きものがやってくるのかを楽しんでいました。

トンボやカワゲラの仲間がやってきたり、ハクセキレイが水浴びしに来るなどなかなか楽しい池に仕上がったのですが、水辺と陸地の境目(エコトーンという)の部分の傾斜が急すぎて、生きものの上り下りが難しくなっていて悩んでいました。そこで意を決して今朝、この池をリニューアルのために一度撤去しました。

水を全部抜いて、シートを押さえつけていた石をどけます。水中の生きものたちはできるだけすくって水槽に避けてありますが、小さいのですべてをすくう事はできませんでした。自宅の庭という小さなスケールでの話ではありますが、人の手で生息地を破壊していることには変わらないので、チクチクと胸が痛みます。。この趣味のいちばん辛いところです。

シートをどけると。なんと「もやし」状に伸びていたフキの茎と葉が出てきました。暗闇のなか、しかも池という水の重しが載っていたのに茎を出すとは。。恐れ入ります。

次は話題の著書「自宅で湿地帯ビオトープ!」を参考に、浅めで、陸~水域がシームレスになっているビオトープづくりを目指そうと思います。またnoteでご報告します💡

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