04 目の前のことを書きたい
文章を書く勉強のために、文章術についての本を読んだりします。この間読んだ本の中で学んだことのひとつに「これだけはどうしても伝えたいということを決める」というのがありました。ためになるなあと思ってそれ以来それを意識してたのですが、最近はもうさっそく別のことを意識しています。
というより、「これだけはどうしても伝えたい」という思いがあっても、まだ僕にはそれを長い文章にするだけの(別に長い必要はないんだけど)執筆体力がない。目の前のこととか、今さっき起こった出来事をちゃんと文章に出来なきゃという気持ちがある。
長距離走のペース配分云々の前に、走るということ自体を極めるイメージ。詳しいことはわからないけど、ランナーはきっと筋肉の動きとか、体の姿勢とか、細かいところをチェックしながら走るんだと思う。それに近い。
そうして軽く構えてみると、書こうと思う瞬間が増える。思うとか、考えるとか、つまり頭が作動した瞬間を逃さないこと。すぐさまスマホを手に取り、頭の中の新鮮な情報をひたすらに書き起こす。
どんなに取るに足らないことであっても、情報が新鮮なだけに、文章も活きが良い。それだけでも書いてよかったなあと思える。まずは目の前のことをどんどん書いていきたい。
気に入ってくださいましたら、ぜひお気持ちを!