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新しい熊野郷土料理を提案する店

年明け営業が終わってからの休みに和歌山県の新宮市に行ってきました。期間限定でオープンした〈ハレサンチ〉を目当てに、西尾市から4時間ほどの片道を走りました。

店主の中地さんとは僕がナポリのピザ選手権に4年前に出場した時に、泊まったユースホステルが同じで知り合いました。僕が2段ベッドの上で横になっていたら、下のベッドから日本語が聞こえてきたので、話しかけて、そのまま一緒にナポリの大衆食堂に出かけました。

僕は1週間で日本に戻りましたが、中地さんはそのまま数年イタリア各地のレストランを修行巡りして、東京の三つ星レストランでも経験を積み、地元新宮市に戻ってきたところです。現在、新規開業をするために物件を探しているところで、その合間に空きスナックを借りて、和歌山食材を用いたイタリアンを出しています。

お酒のペアリングは和歌山の酒、ワイン、食前酒のカクテルとこれもいい組み合わせで出してくれます。

和歌山では冷凍じゃない、生のマグロを食べるということを知りました。蜜柑と青唐辛子でマリネしたティラディートを前菜で食べさせてもらいましたが、これは美味しい。

子どもも連れて行って、お子様プレートには大きな鹿肉のハンバーグを出してくれました。たくさん出してくれたので、子どもが食べきれず僕がすべて平らげました。「お子様プレートを考えるのがいちばん難しい」と中地さんは言います。対応してもらえたのが有難い。大人には鹿肉のステーキを、ぱっと見生肉ほど赤いけど、これぞ火入れ技術という焼き方です。

なぜ鹿肉推しかというと、奈良県が鹿の駆除を条例で禁止していて、その鹿達が次々に和歌山に山越えをしてくるからそれを罠で捉えて、ひたすら肉にしているそうです。

紀伊半島を国道42号で下っていきますが、左に見える海岸線が眺められる良いドライブロードです。これから全国から中地さんの料理を食べに、和歌山県に人が訪れるのだろうなと思います。

このスナックで、カウンターに七輪を置いて鹿肉を焼いている期間限定のうちに行かれることをおすすめします。

ちなみに2月は鹿ではなく猪とのことです👍

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