【i.schoolから通年生/修了生への3つの質問!】2023年度通年生_周さん

イノベーション教育プログラムのi.schoolではどんな学生がどんな思いで学んでいるのでしょうか?i.schoolの通年プログラムに実際に参加してきた通年生・修了生の声を、3つの質問に答えてもらう形でお届けします!今回は、2023年度修了生の周澤宇さんに、i.schoolの様子について紹介してもらいました!


自己紹介(プロフィール)
周澤宇
i.school2023年度通年生
東京大学大学院・工学系研究科

目次
質問1:i.schoolに応募しようと思った、入ろうと思ったきっかけは何ですか?
質問2:i.schoolでどんなことをしたかったのですか?もしくはこれからやってみたいことはありますか?
質問3:実際にi.schoolに入ってみて、どうでしたか?
最後に一言!

質問1:i.schoolに応募しようと思った、入ろうと思ったきっかけは何ですか?

i.schoolでは、大学の垣根を越え、社会人枠からの参加する環境下において、イノベーションを創出するための考え方を会得できるフィールドであると感じたことが応募したきっかけでした。

私の場合、およそ10年間通信企業にて勤めてきた中、企業派遣により、2022年10月から社会人修士として技術経営戦略学専攻にて学び直しています。社内での業務経験として、専用線の開通・保守運用、法人向けクラウド電話サービスの開発・リリース、海外(ベトナム)での通信技術をベースとした新規事業形成(e-Sports、デジタルアート)を担ってきました。

これらの経験を通じて、プロジェクトリーダーとして如何にチームマネジメントするのか、ユーザーに受け入れられるサービスを開発するためのビジネス素養、ネットワークの基礎技術を培いました。ただし、当社は、電話やインターネットを軸とした収益構造から新規事業領域への事業領域拡大、収益拡大方針であるものの、社内組織体制として、中々イノベーションを起こしにくい体制でもあります。

また、学内での講義のみでは、大学内のコミュニティに閉じてしまうため、他大学や別企業の方々とのワークショップによる学びから視野を広げられる絶好の機会であると考えていました。

上記の理由から、本プログラムはイノベーションを生み出す人材として、会社組織を変え、社会に変革をもたらすことが出来るようにスキル習得し、社会実装したい私にとって魅力に感じたため、通年生としての参加を決意しました。

質問2:i.schoolでどんなことをしたかったのですか?もしくはこれからやってみたいことはありますか?

i.schoolを通じて新しいことにチャレンジすることです。それは、カリキュラムで記載されていた人間中心アプローチ、破壊的イノベーションを創出できる人材、創造プロセスについての理解や多様なバックグラウンドを有する学生や講師陣とのワークショップでの経験を通じて、視野拡大や社会に通用するスキル習得を図りたかったです。

多様な経験を持つ同志と学びを通じて切磋琢磨し、ワークショップを実りあるものにできました。

ここで学んだ知識や経験を社会実装できるように努めたいです。具体的には、本プログラムを修了後に、活動内容の研究活動への反映や、復職後に社内に変革を起こし、社会に対して新規事業によるイノベーション創出(通信X〇〇)ができるように努めたいと考えています。


質問3:実際にi.schoolに入ってみて、どうでしたか?

8回にわたるWSのうち、できる限りのWSに参加しました。各WSでテーマが違い、学びもその分多かったです。

 個々人の能力を活かしながらチームとしての強みも出せるような工夫がされていて毎回新鮮でした。そして、同じテーマであっても、異なるアウトプットが出てくることも醍醐味かと思います。とても楽しく毎回のWSに取り組むことができました。
多様なバックグラウンドを有する学生と同じテーマで議論できたことは、今後、プロジェクトを推進していく上で非常に有益でした。
未来を想像しながら今日を過ごすことが自然とできるようになった気がします。

i.schoolに挑戦し、高い志を持つ仲間と出会えたことが貴重な財産になりました。


最後に一言!

悩んでたらまずは参加することを強くお勧めいたします。
素敵な仲間と出会える、自分を成長させられるきっかけになります!

i.schoolとは

i.schoolは、東京大学 社会基盤学専攻教授・堀井秀之が2009年に始めたイノベーション教育プログラムです。社会の価値観を塗り替えるイノベーションを本気で起こしたいと考える学生が、アイディア創出法を体系的に学びます。単位も学位も出ませんが、毎年優秀な学生が幅広く集まっています。修了生は200名以上にのぼります。



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