志村さんに頼りすぎやろ。
断捨離中、出てきましたよ、次男が小3時代の「ネタ帳」が。
かーさんの仕事は漫才やら落語書くことなんだけど、息子と自分の仕事の話しはほぼしたことなかった。息子もかーさんの仕事にそんな興味を抱いてない感じだったし。
が、ある日、担任の先生から聞いた話にびっくり仰天。
「〇〇くん、毎日、漫才がんばってますよ」
はい?
まんざいがんばってる、
とはどゆことでしょうか。
「あら。本人、お母さんに言ってませんか?○○くん、クラスで『漫才部』を立ち上げて部長をやってるんですよ」
漫才部の部長。
ほ、ほーう。
先生
これが
血は争えんちゅうやつですな?
でも、先生も私の仕事はご存知なかったですな。
しかし、それまで成績や生活態度の話を聞いていた時とは打って変わって、目の輝きがマシマシになって聞くかーさん。
先生、息子は『漫才部』でどんな活動をしてるんでしょうか?
「毎日、帰りの会で新ネタ1本やるんですよ」
毎日、新ネタ1本!
それは、部員全員が新ネタ1本ずつやるんですか!?
「それがね....最初は部員たくさんいたんですけど、部長の『毎日新ネタ1本ノルマ』がきつくて、みんなやめてしまって、今は部長と相方の部員の二人だけなんです」
二人だけ!?
「はい、△△くんだけが残って一緒にやってます」
△△くん。
残ってくれてありがとう。
というか、逃げ遅れた最後の一人よな。
そうなるよな。
気を遣わせてごめんね。
ところで先生
その、あの、ですね.......息子らの漫才は
ウケてますか?
と尋ねると先生は少し伏し目がちに
「まあ、毎回、ネタおろしなのでね.......休み時間に作って、もう帰りの会でやるわけですから、練習時間も足りないですしね......ぶっつけ本番みたいな感じですから、爆笑とまではなかなか難しいというか.......」
ウケてないな。
めちゃくちゃ言葉を選んでくれてはるけど、
ウケてないな。
ドンズべっとんな。
先生、気を遣わせてごめんね。
で
今回出てきたのが、息子の当時のネタ帳なんす。
読んでびっくり
マジで
△△くん、ごめんね。
これは大事故。
巻き込んじゃってるわ。
ただ私が感動したのは、
平成時代の小学生にも志村けんさんの偉大さが染み渡っている点。
困った時は伝家の宝刀のごとくあのギャグを振り回しておる。
志村さんのスゴさはわかるけど、
あんたそれちょっと頼りすぎちゃう?ってことで
おい次男ちょっと来いシリーズより『志村さんに頼りすぎやろ』どうぞ!!
ショートコント「ダンス」アンド「かえ歌」
(ま=△△くん ひ=息子)
ま ひ 「よー」
ひ 「俺ダンスの歌うたうから、お前おどってな」
ま 「ちゃんとやれよー」
ひ 「わかった。ピーナツだってお豆さー」
ま 「そらそうやろ」
ひ 「納豆だってお豆さー」
ま 「豆ばっかりやん」
ひ 「アイーン」
ま 「というかアイーンなんか関係ないやろ」
ひ 「花屋の店先にならんだいろんな豆を見ていた」
ま 「どんだけ豆好きやねん」
ひ 「やんのかオラちょっとこいや兄ちゃん金かせや待ちきれねえゼッ金がほしいゼットゼットゼット×5」
ま 「ゼットばっかやろ」
ひ 「アイーン」
ま 「またアインかよ」
二人 「どうもあざっす」 (了)
※リライト中に頭がクラクラしてきたが、唯一、小豆が「おまめ」ちゃうと気づいたところは評価したろやないかい。
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