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年末恒例の茶番劇?『日本レコード大賞』

2023年の『輝く!日本レコード大賞』の各賞が発表されましたね。

その年を代表する楽曲に贈られる「日本レコード大賞」に、とある楽曲がノミネートすらされていないと物議を醸しています。

その楽曲とはYOASOBIの「アイドル」。
アニメ「推しの子」の主題歌です。
アニメを観たことがない、YOASOBIを知らないという方でも一時期いろんな場所でかかりまくっていたので耳にしたことがあるんじゃないでしょうか。

2023年4月26日に発表されたBillboard JAPANのダウンロード・ソング・チャートで1位。
ストリーミング・ソング・チャートで2週連続で1位。
Billboard Japan Hot 100チャートで初登場から21週連続かつ通算21週にわたって総合首位でチャート史上歴代最多の記録。
ストリーミング再生回数は2023年11月8日付のBillboard Japan チャートにおいて史上最速となるチャートイン30週での累計再生回数5億回を突破。
Billboard Global 200チャートでは日本のアーティストとして最高位となる7位、Global Excl. U.S.チャートではJ-POPの楽曲としては初となる1位を獲得し、通算3週にわたって同チャート首位を記録している。
ストリーミングで史上最速となる5週で1億回再生を突破。2023年6月10日付チャートで日本語楽曲初となる1位を獲得している。
2023年のBillboard Global 200の年間チャートである「YEAR-END CHARTS Billboard Global 200」では42位となり、J-POPアーティストとして初となるTOP50入りとなった。
2023年4月26日に発表されたオリコンチャートの週間デジタルシングル(単曲)ランキングと週間ストリーミングランキングで1位を獲得した。

Wikipediaより要約

簡単に言うと、大いに売れた曲なわけです。

さすがに取り上げないわけにはいかなかったのか「特別国際音楽賞」と「作曲賞」には選ばれています。
しかし、肝心の「日本レコード大賞」に選ばれることはありません。

何故なら「日本レコード大賞」を受賞するためには、「優秀作品賞」に選ばれなければならないというルールがあるからです。
つまり「アイドル」は候補にすらなっていない。

なんで?
どれだけ売れようと、話題になってようとアニソンには資格なしってか?

作曲、作詩、編曲を通じて芸術性、独創性、企画性が顕著な作品とする。
優れた歌唱によって活かされた作品で大衆の強い支持を得た上、その年度を強く反映、代表したと認められた作品に贈る。

https://www.jacompa.or.jp/record/guideline/

という「日本レコード大賞」の選考基準を十分に満たしていると思いますけどね。
ノミネートすらされてないという状況を海外の人たちが聞いたらびっくりするんじゃないでしょうか。

いつの頃からか茶番劇と言われている『輝く!日本レコード大賞』。
視聴率が10年で半減しているというのも納得しかありません。
存在理由が問われます。





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