これが昭和の感覚か……
ちょっと、というかかなり引きました。ドン引きってやつです。
『男はつらいよ』シリーズなどでお馴染みの、山田洋次監督がトークショーで語られたコメント。
「いま映画館に行くと、“大声で笑ったりしちゃいけない”って（スクリーン）に出てきたりしますよね。やたらに“ものを食べるな”とか、“前のシートを蹴飛ばすな”とかね。僕は本当に、あれがあまり好きじゃない。お金払って楽しみに来てるのに、『ああしちゃいけない、こうしちゃいけない』となぜ言われなきゃいけないんだっていう。 僕は大いに笑ってほしいと思う。座席ぐらい蹴飛ばしてほしいと思う。ビール飲んだり、タバコ吸ったりしたっていいじゃないかと思う。そういう風に映画を楽しんでほしい、そんな思いでこの映画を作りました。だから、みなさんがワイワイ笑って映画を観てくださるのが、本当に僕にとっては嬉しいことです」
タバコの煙とお酒の匂いが蔓延し大声で叫びまくりながら座席を蹴とばすやからがいる。
そんな映画館、私は絶対行きません。
2000円もらったってまっぴらごめんです。
昔々、私が『東映まんがまつり』を観に行っていた頃の地元の映画館を思い出しました。
掃除が行き届いていないのかベタベタな床。換気がなされていないのか独特な悪臭。小さなロビーはタバコの煙でモックモクです。
当時はそれが当たり前だったので気にしていませんでしたが、今では到底耐え切れないですね。
現在の映画館にご不満ならば、「山田洋次映画館」を作られてはいかがでしょうか？
なんでもありの映画館を。
今回の発言に賛同している人もいるようなので、もしかしたら意外と集客できるかもしれません。
世は多様性の時代。
喫煙・飲酒・座席の蹴とばしオーケーな映画館があってもいいでしょう。
私は絶対に行きませんが。
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