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お酒のお供は?

お酒と一緒に味わう食べ物と言えば、

『酒のあて』
『おつまみ』
『肴(さかな)』

という三種類の呼び方が一般的です。

意味は同じで呼び方が違うだけなのかな? と思っていたのですが、調べてみるとどうやらそうではない様子。


『酒のあて』とは、

「あて」とは、主に近畿地方で使われている言葉で「酒にあてがうおかず」が由来と言われています。肴やつまみと同じような意味で使われますが、お通しや珍味のように「お酒がすすむ味わいの小皿料理」を指すことが多いです。

https://www.kurashiru.com/articles

なんとなくお上品な感じがします。


『おつまみ』とは、

「つまみ」は漢字で「摘」と書き、手で物をつまむときに使われる言葉です。酒のおかずである「肴」のなかでも、手でつまんで食べられるものを「つまみもの」と呼ぶようになったことがその名の由来だと言われています。

https://www.kurashiru.com/articles

こちらは主に関東地方で使われる言葉で、乾きものや枝豆のように手でつまんで気軽に食べられるもののこと。


『肴(さかな)』とは、

もともとは、酒(さか)と菜(な)でお酒とおかずを意味していたので合わせて「酒菜(さかな)」と呼ばれていました。
やがて中国から肴(こう)という、酒を飲む際に添える料理の意味をもつ漢字が伝わったため、肴(さかな)という字があてられるようになったようです。
現代では「○○を肴にして飲もう」というような使い方もされるようになり、料理だけでなく酒の席での余興や面白い話、花などを肴という単語で表すようになりました。

https://column.plazaosaka.com/column/mail-order/snacks/

『肴』という言葉に”お酒に添える料理”という意味があるので、意味が重複する「酒の肴」という言い方は正確には間違いです。


三種類の違いを上手いこと使い分けられれば、酒の席で有識者マウントをとれたり、「何か面白い話して」と無茶ブリされたときのネタになるかも?

まあ、細かいことはどうでもいいんだよ! と一括されて終わりそうな気がしますが。





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