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中学の卒業式|40年前と現代とを比較してみた

卒業式に再び行ってまいりました。今度は中学です。先日は高校の卒業式に行き感動しましたが、中学でも感動しました。中学の方はお涙頂戴とまではいきませんでしたが、参加してよかったと思いました。

卒業式に参加すると、前回のように昔を思い出しました。そこで今回は卒業式で昔と同じこと、昔から変わってしまったことを書いてみたいと思います。

前回の高校の卒業式の記事はこちらです。こちらもどうぞ。

卒業式は学校で学んだことの集大成です。卒業式に出ないと卒業できないわけではないのですが、各学校での卒業式は卒業生にとっては一生に1度のこと。昔も今も変わらないなぁと思うことがありました。

中学も母校での卒業式です。はるか40年前くらいはどうだったのか思い出せるだけ思い出して、比較をしてみたいと思います。

1.卒業式の昔と同じこと

まずは、昔も今も変わってないなぁともうことから始めます。どんなことが変わってないでしょうか。

1) 式の流れ

式の流れはほぼ変わっておりません。
開式の辞⇒国歌斉唱⇒卒業証書授与⇒校長祝辞⇒来賓祝辞⇒在校生送辞⇒卒業生答辞⇒校歌斉唱⇒閉式の辞
途中の前後はあるかもですが、大体こんな感じではないでしょうか。

2) 歌う歌

歌は国歌と校歌ですね。国歌と校歌は存続する限り変わることは少ないと思います。40年前と同じ歌が流れてくると当時を思い出し懐かしくなります。

3) 会場は寒い

最近の学校の教室は公立でもエアコン完備です。なので教室の中は常に快適です。しかし、式場となるのは体育館が多いのではないでしょうか。隙間風すさぶので、まぁ寒いです。立派な講堂がある学校なら快適なのかもしれませんが、リッチな私立校でもないとないから少数派でしょうね。

そして、なぜか薄着の大人たち、寒いのでぼくは上着を脱がなかったです。要綱にも寒いのでしっかりと防寒してくださいとあったのです。
しかし、式ではみんな上着を脱いで寒そうでした。父母はそっと座っているだけなので着ていても良い気がしたのです。(寒ければ)

4) 卒業しても進路は決まっていない

都道府県によって違うかもしれませんが、卒業式を終えても進路はまだ決まっておりません。高校でもそうでしたが、中学はさらに決まっておりません。

今も昔も、進路決定は卒業式後なのです。(決まっている人は少しはいます)

ただ昔は、卒業式後に受験なので心ここにあらずでした。でも今は改善されて入試は終わっており結果待ちの状態です。
とはいえ結果が後でわかるのは変わらないのでハラハラ感はそのままにというところでしょうか。

5) なかなか帰らない生徒たち

卒業式が終わったあとは決まってなかなか帰りません。卒業生の方にはしっかりと友達と別れを分かち合ってほしいと思います。卒業する当人たちにとっては希望に満ちた幸せなひとときなのでしょうね。

ただ、待つ方は長いなぁとおもいますw。1時間ほどぼくも外にいましたが、我慢できずクルマの中で寝てました。(外は寒いので)
目が覚めたのは1時間くらいたってからです。つまりあの寒空に2時間いたわけです💦お疲れさまでした🙇‍♂️風邪ひきませんように

2.卒業式の昔から変わってしまったこと

ここからは変わってしまったことを書きたいと思います。昭和だからだよ!と思えるところもあるのでそこはご容赦をおねがいします。

1) 頭髪が自由になった|昔は坊主だった

卒業式というか校則のことですが異なったことと言えばこれでしょう。今の中学生は頭髪が自由です。40年前も都会の学校はわりと自由だったのかもしれません。しかしド田舎は違うのです。男子は丸坊主でした長さは2~3分刈りと決まっていました。

今考えると不思議な3年間です。なぜか中学の間は坊主になるのです。どんな髪が長い子も一気に丸坊主です。それが普通だったのが怖いですね。

悪いことすると罰として五厘刈りでした。もう頭ツルツル状態です。今じゃ考えられませんね。

2)学ラン、セーラー服が少なくなった

うちの中学は、まだ男子は学ラン、女子はセーラー服です。しかし学ランやセーラー服も古き軍国家からの服の伝統を受け継いでいるのか減っています。

なので、逆に学生服の卒業式は今ではとても貴重で懐かしく思います。

3) ボタンの1式ストックが必要だった|第二ボタンの風習はないのね

当時は男子の学生服はどこも学ランだったことで全国的に起きた現象がありました。確か当時は少女漫画ブームというのがありました。その頃の女子中学生は少女漫画に夢中でした。学園のラブコメもので卒業の記念に好きな人から学生服の第2ボタンをもらうというのがあったのです。

ターゲット層は主に高校です。だけど、中学でも同じですね。世の女子はこぞって第2ボタンの争奪戦をするのです。第2ボタンがもらえなかったら、次はほかのボタンでもかまいません。

結果どうなるかというと、モテている男の子は袖のボタンまでありとあらゆるボタンがもぎ取られるのです。ボタンが1個もなくなっているという状態は、誇れたのです。

一方、人気がそうでもない男の子は、ボタンが普通についていました。逆にちょっとバツが悪い感じでした。

ボタンをストックしておくことは大切なのです。先に述べたように、卒業式の後に受験が待っています。ノーボタンでは行けません。だから男子はモテる男子もそうでない男子もの一式替えのボタンが必要だったのです。

モテないと不要に終わります。

4) 両親が出席する

当時の卒業式にも卒業生の親も出席していましたが、片方(基本は母親)が出席してました。父親は稀でしたね。しかし、現在は両親が出席します。もっとも母親も多いですが、父親の参加率も高かったです。

5) 言葉がバラエティに富んでる

こちらは田舎なので、日本人が多いです。なので今回の卒業生のみなさんは黒髪でした。そう思って油断していたら親のしゃべっている言葉がわかりあせん。自分の耳がおかしくなったと思ったら、インドネシア、フィリピン、中国語だったり何言っているかわかりません。

黒髪に惑わされていました。すでに国際化してました。昔はほとんど日本人で外国の人がいると目立ってしょうがなかったのですが変わりましたねぇ。

卒業式は大人として出席しても良いものですね

中学の卒業式に出席させてもらいましたが、高校とはまた違った感動を味わいました。昔は中学を卒業して就職という道もありました。(当時は何人かいたと思います)しかし、現代においてはいませんでした。

前回の高校の卒業式の記事でも書きましたが、自分への答え合わせができるのもいいですね。今回の校長先生のお話でも大切なこととして3つを上げてました。それは、1)問題解決力、2)コミュニケーション力、3)回復力だそうです。

40年前はどんな言葉が送られたかわかりませんが、たぶん同じようなことも言っていたかもしれません。上記3つはまだまだ鍛えているところです💦

自分はまだまだです。

#3行日記 : 指揮者はいらないような気がした

ちょっと余談ですが、式の最後に卒業生全員による合唱がありました。とても素晴らしかったのですが、少し不思議だったのは指揮者の存在です。指揮者は卒業生の一人が行っていました。これはこれで見せ場といえましょう。

ピアノ演奏は先生です。ピアノの前には生徒たちが階段状に立ちます。つまり、ピアノを弾く先生からは指揮者は見えません。先生はどのように指揮者のタイミングを計るのでしょうか。

実際はタイミングは全て先生次第です。指揮者はピアノに合わせて式をふるのです。そんな風に考えると、あの指揮者はいったいなんだろう??と思ったのでした。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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