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#206 日頃から準備しておくべき防災グッズ【一笑門 マガジン】

どうも!海先輩です!

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自然災害は忖度をするわけではないので、いつどんなときでも襲ってくる可能性があります。

今年は新年早々能登半島地震が発生し、被害に遭われた方々が1日でも早く心休まる日を迎えられるように祈るばかりです。

日本は地震大国とも言われていますので、日頃から防災の意識は持っておかないといけないですね。

おはようございます。海先輩です。

今日は、日頃から準備しておくべき防災グッズについてのお話です。

緊急時に備えて災害対策をしておくことはとても重要で、その準備が生存率に関わることもあります。

「72時間の壁」という言葉を聞いたことがありますでしょうか。

これは人命救助におけるタイムリミットの目安を指しており、災害発生から72時間以内に救助できないと、生存率が一気に下がってしまうと言われています。

国土交通省近畿地方整備局の資料によると、阪神淡路大震災では、震災発生後1日目の救出者に対する生存者の割合は74.9%、2日目は24.2%、3日目は15.1%。しかし、これが4日目になると5.4%、5日目に至ってはわずか4.8%にまで低下しているというデータがあります。

また、一般的に「人間が飲まず食わずで生き延びられる限界は72時間」とも言われており、これも72時間である所以です。

一刻も早く救助ができるように、日頃からどのような準備ができるのかいくつかピックアップしてみました。

①家具の転倒防止

家具の転倒は地震や突風などの災害時に重大な危険をもたらすことがあります。家具の転倒を防ぐためには、アンカーボルトやストラップを使用して家具を壁に固定することが重要です。特に、本棚や大型の家具の固定には十分な配慮が必要です。また子ども部屋や寝室などは、家具の向きなどにも注意して配置することをおすすめします。

②懐中電灯とホイッスルの用意

災害時には電気が停止することがよくあります。そのため、常備しておく懐中電灯は必需品です。また、ホイッスルも非常に役立ちます。ホイッスルは遠くからでも注意を喚起し、救助要請をするのに役立ちます。日頃から手に取りやすい場所に管理しましょう。

③登山靴の用意

災害時には道路が崩れたり、歩道が不安定になったりすることがあります。瓦礫の山を掻い潜る必要がある場合は、釘や鉄骨が散乱している上を歩く状況も出てくるかもしれません。このような状況でしっかりとした登山靴を履いていることは、安全を確保する上で非常に重要です。快適な履き心地の登山靴を用意し、災害時の備えを怠らないようにしましょう。

④非常食の備蓄

災害時には食料や水が不足する可能性があります。非常食の備蓄は家族の安全を確保するために重要です。缶詰や非常用の乾燥食品、保存水などを備蓄し、定期的に消費期限の確認や入れ替えを行うことが必要です。冷え込む時期の場合はカップ麺が身体に染みて回復力も高いので、常備しておくことをおすすめします。

これらの防災グッズをリュックにまとめて取りやすい場所に保管しておくのですが、リュックもあまり収納があちこちに付いているものよりは、THE NORTH FACEのボックス型のリュックのような、上をパカっと開くだけで物が取り出せるようなシンプルなものが良さそうです。

あと自宅、職場、駅など、自分がよくいる場所のハザードマップを確認しておくことも重要です。

災害時は事前の対策をしているかどうかで、生命にまで関わってきます。

災害はタイミングや場所を見計らってくるわけではないので、日頃から防災意識を持っておきましょう。

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