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#194 良い企画は、1人から生まれる【一笑門 マガジン】

どうも!海先輩です!

このマガジンでは、毎朝配信しているPodcastプログラム「海先輩の一笑門RADIO」の内容を発信しております。

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会社などで新規のプロジェクトを立ち上げるとき、複数名のチームでやるケースがほとんどだと思います。

チームであれば1人でやるより幅広い視点からアイデアを出せますし、何よりタスクを分担させることができるので、効率良くプロジェクトを進めやすいです。

しかし、必ずしも1人よりチームの方が良いということはなく、目的によっては1人で進める方が良い場合もあるんです。

おはようございます。海先輩です。

今日は、良い企画は、1人から生まれるというお話です。

社内で新規の事業やイベントを立ち上げる際には、1人でスタートして後から少しメンバーを増やすという進め方がおすすめです。

複数名で企画をするとなると、「こういうリスクがある」「これはさすがに無理なんじゃない?」というような懸念が出やすく、最終的には無難な企画に落ち着く可能性が高いんですよね。

そのため最初は1人の企画者が概要やこだわるポイントを固めた上で立案をし、プロジェクトが進み出してから必要に応じてメンバーを増やしていく方が、成果物のクオリティがアップします。

新しい事業は尖った内容にする方がインパクトが大きくなりやすいですからね。

複数名で案出しをした方が内容のクオリティが上がりそうなイメージがあると思いますが、個々の人は異なる経験を積み重ね、独自のスキルや専門知識を持っているので、他人から見るとそれが新鮮に感じます。

その独自性をコンテンツに反映させることで、オリジナリティ溢れる企画となるわけです。

また、1人でプロジェクトを進めることで、非常にスピーディーに意思決定を行うことが可能です。

アイデアは生物と同じように鮮度があり、採れたてのうちに反映させて形に落とし込むことが大事なので、複数名で議論するよりも迅速な判断と実行ができます。

とはいえ、1人でプロジェクトを進めるには人手や時間の限界があります。

ある程度企画の内容やビジョンが整ってきたタイミングで、必要に応じて賛同してくれる人を仲間に迎え入れましょう。

ここで重要なのは、「企画内容に賛同しているか」ということです。

1人で作り上げてきた企画であるが故に、尖った内容になっているかと思います。

その尖り具合に対して批判的な意見を持っている人が入ってしまうと、せっかくの独自性が失われてしまう可能性があります。

そのため、尖った内容を面白がってくれる人を仲間に引き入れて、自分がリーダーとしてメンバーに動いてもらうというスタンスでチームを構成しましょう。

もちろんメンバーの意見にも耳を傾けて、良いと思ったらすぐ取り入れてみることは大事です。

ただ何でもかんでも意見を聞きすぎてしまっては収拾がつかないので、最終的には企画者のビジョンやセンス、フィーリングで意見の取捨選択をしちゃいましょう。

企画をするときは、周りからいちゃもんや批判を受けたりするものですが、それ以上に大事なのはいかに素早く形にするかです。

実際に形にしてみると散々言われた批判なんて気にならなくなるくらい達成感や他に考えるべきことが出てくるので、思いついたアイデアはスピーディーに形にするように意識してみてください。

イベントでも事業でも、何か企画をしようとするときって完璧なアイデアや構成ができてから形づくりに着手したくなる人が多いです。

しかし実際は企画を走らせながら構成をブラッシュアップしていくことで、内容が魅力的になっていきます。

やっぱり空想と実際にやってみるのとでは全く違いますからね。

ぜひお仕事の参考にしてみてください!

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