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19歳、Noteを親に紹介する話

タイトルの通り、これまでに書いたのNoteを親に見せた理由を
記録しておこうと思います。

なんと末恐ろしいことに張本人の両親がこのNoteを見ているのですが、
何も考えずに書くことにします。

ー自己紹介ー

石井翔己(イシイショウゴ)
2004/11/01 
神奈川産まれ 19歳
東京大学理科二類 一年

Business Contest KING 実行委員会開発局長

株式会社スタジオプレーリーインターン生


20歳の節目に休学・学生起業を計画中。

趣味:サウナ/ディズニー/ポーカー/合唱/食べログ百名店巡り/スキー


皆さんは、自分の両親とどんな関わり方をしていますか?

大学生にもなると一人暮らしを始め、
高校時代を通して少し疎遠になった関係がますます離れてしまったり。

人によっては口もきかないほど仲が悪いと言った友達もいます。

逆にとことん仲が良く、
実家暮らしを離れられないといった人もいますよね。

僕の場合は、どちらかというと後者の仲良し寄りなのかな…と
勝手に思っています。




僕は大学一年生時点までずっと実家暮らしで、両親に常に面倒を見てもらっていました。というのも、恥ずかしながら、自分ができていない部分をちょうどよく両親がカバーしてくれるんです。

例えば掃除。
幼い頃から何かをカスタマイズするのが好きで、色々なものを飾ったり動かしたりするのですが、その状態をキープできません。

1ヶ月も経てば、
いつ使ったかわからないようなものがずっと床に転がっていたり、
せっかく飾ったはずのインテリアなどがぐちゃっと崩れていたりします。

日付が経っていい加減片付けようとすればいい方で、ずっとそのまま放置、なんてこともよくあります。

それを見て母が、定期的に怒ってくれたり、(恥ずかしながら)片付けてくれたりします。
生活において最も基礎的な部分すらできていなかった自分の部屋が
何とか生活できる空間になっているのは母のおかげです。


次に通学。

高校受験の時に、自分がかなり心配していたのが通学です。
電車、特に混んでるものが苦手で、毎日の通学を考えると鬱蒼な気分になっていました。

また、朝起きるのも苦手なので、早起き&電車なんて最悪のペアです。

そんな中、父がある提案をしてくれます。
「職場に近い〇〇高校なら、毎日車に乗っけてやる」

あまりに最高な条件でした。

朝起きたら、車で父と毎日高校に向かうという、これまででは考えもつかないイレギュラーに心弾ませ、その高校に通うことにしました。
(もちろん他にも沢山理由はありますが、自分が狙っていた高校でそこを選んだ大きな理由の一つです。)

車の中なら何も気にせず寝れる(父には申し訳ありませんが)し、人混みに揉まれるなんてこともなく、快適に通学ができました。


これまで、両親が「してくれたこと」を書いてきましたが、仲が良かったのはもちろんそれだけではありません。

やはり一番は、本当に辛い時、自分が真剣な時に優しかったことだと思っています。

僕が一家の中でも色々な面で“変なやつ”だったこともあり、
日常では喧嘩や言い争いばかりしていました。

いじっぱりで負けず嫌いなので、親がどんなに正しいことを言っても
自分の筋を曲げようとなんかしません。

お互いにストレスを抱える時もよくあったと思います。

ただ、自分が本気で何かをしていたり本気で苦しんでいる時は、
全力で向き合って助けてくれます。

それがどんなに可笑しいことであってもです。

全く盛っていません。本気で可笑しいことです。


全校生徒でほとんどいないのに、
IPadでノートを取って勉強するので買ってくれとお願いした時。

高3の夏まで体育祭も部活も本気でやるけれど、
東大に行きたいから応援してくれと伝えた時。

起業したいから休学をさせてくれと言った時。

それぞれ全力で考えた故のことではあるのですが、自分が親だったら、
話をちゃんと聞こうとできるかどうかすら怪しいと思います。

親が自分のような変(?)な人生を歩んできたならともかく、
父は公務員、母は専業主婦です。
(こう言うふうに仕事で書くと少し嫌な言い方になってしまいますが、
 全く悪い意図はありません。)

しかし、親は自分と向き合って、理解しようとしてくれました。
それがどれだけありがたいことだったかを、もう少し子供の頃の僕に言い聞かせてやりたいです。





水臭いことを書くつもりは全くありませんでしたが、
だいぶ聖人っぽくなっちゃいました。

と言うのも、
実はこれまで19年間住んできた家を、4月で離れてしまう
ことになったんです。

東京を本拠地にする自分としては、どうしても移動にコストがかかり、
一人暮らしをしようと言う決断です。

…感慨深いですね。

そして、親元を離れることを理由に、
親に自分のNoteアカウントを公開することにしました。

とんでもなく恥ずかしかったです。
黒歴史並みです。

でも、これまで見守ってくれた両親に、
自分が頑張ってる姿を、これからも見守って欲しいんです。
自分の頑張る姿で、元気をもらって欲しいです。

これまで、どんな可笑しいことでも真剣に向き合ってきてくれた
両親だから、見せようと決心することができました。





こんな感動のストーリーっぽく書きましたが、
実際は本当に言い争いばっかりで、
僕が親の言うことを素直に聞く回数なんて数えるほどだったんです。

それでも、これまで、誰よりも親身に面倒を見てくれてたんですよね…。



この場所で感謝の言葉を伝えるのは控えておきます。

数えきれないほどの恩は、パソコンで打っただけの言葉なんかじゃなく、
これからの僕が人生をかけて100倍にして返します。
もう少しだけ待っててください。

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