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フィリピンのファストフード事情

フィリピンに来てから、イタリアンやスパニッシュ、インドネシアなど様々な国の料理を食べてきました。フィリピン料理ばかりかと思っていたのですが、スペイン領土だったことやアメリカ文化がたくさん流れてきた歴史的背景もあってか、色々な国の料理を比較的どこででも食べることができます。
そんななかでも、こりゃあフィリピン!と感じたファストフードたちについてご紹介したいと思います。

1. Jolibee

いわずと知れたフィリピンの国民的ファストフード。いつも家族連れや友人グループ、お一人様で席はにぎわっています。
【主流な内容】
・チキン
・麺、米、パティの組み合わせ
・飲み物(スプライト)
・グレービーソース

この日はデリバリーでチキンとライスのセットを頼みました。ちなみにオフィスから歩いて10分のところにJolibeeがあるのですが、デリバリーだと1時間半かかりました。これもフィリピンタイム*。
*フィリピンタイムとは、特定の時間にとらわれることなく、自分たちのペースで流れていく時間のこと

2.Max's

フィリピン料理を中心にトーフ料理(麻婆豆腐のようだけどちょっと違う、これはこれで美味しい)や丼ものをいただくことができます。こちらも中心部でけっこう見かける印象。
【オーダーした内容】
・チキン
・スパイシートーフ
・カレカレ(Kare-kare)
・シシグ(Sisig)
・米
・飲み物(カラマンシー(Calamansi))

チキン自体に味がついていますが、複数のソースをまぜて、ディップして食べるのが現地流だとか。試してみたら確かに味がちょいと複雑になりました。(写真左)
カレカレ(Kare-kare)とは、野菜や肉をピーナッツバターをベースに煮込んだ料理で、カレーではありません。この時食べたカレカレはさっぱりとしていて、すこしスパイシーな感じがとても美味しかったです。(写真中央)
シシグ(Sisig)は細かく刻んだ肉と野菜を炒めたもの。このとき食べたやつはニンニクベースでした。もちろん美味しかった。
カラマンシー(Calamansi)とはレモネードジュースみたいな飲み物。この日一緒に行動していたフィリピン人の女性が大好きなの!と教えてくれました。私にとってはちょっと甘かったけど美味。

3. KFC

テレビを見ていたら、CMで「CHACO」という商品を紹介していて、一体どんな味なの!?気になる!!!と思ってたので、お昼に試してみました。
【オーダーした内容】
・CHACO COMBO(CHACO、ポテト、飲み物(スプライト))

タコスっぽいですが、生地になっているのは平たい肉を揚げたもの。そしてCHACOのコピーは「NO SHELL, ALL CHICKEN.」。すごいヘビー。ソースがたくさん絡まっていてカロリー気にしたらとんでもなさそうです。普通に美味しかった気もしますが、正直あまり覚えていません。なぜだろう…。

4.Shakey's

日本でも馴染みのあるシェーキーズ。フィリピン人もよく食べるみたいです。
【オーダーした内容】
・CHEESE
・BIANCA
・飲み物(コーラ)

この日食べたピザはとても薄くて、おやつ感覚でついつい食べちゃいます。ピザはどこの国でも安定の味わいですね。美味しかったです。

5. S&R New York Style Pizza

一緒に仕事をしている人に連れてきてもらいました。どこらへんがニューヨークスタイルなのかわかりませんが、ピザとハンバーガーが楽しめます。Membership shoppingとありましたが、Membershipになる必要はありません。
【オーダーした内容】
・Combo Pizza(slice)
・飲み物(ペプシ)

大きい。ニューヨークスタイルとはそういうことなのか…。安定のピザの味でした。フィリピンの人はピザをよく食べるみたいなので、シェーキーズとセットで挙げてみました。

これらの一食の総額は3~500円くらいだったと思います。Max'sはもう少ししましたが、ファストフード全体的に単価が安いのがありがたいです。

そしてお気づきかと思いますが、飲み物は今のところコーラ、ペプシ、スプライトなどの炭酸系、オレンジジュース、激甘のティーにしか出会っていません。コーヒーはあまり置いてないので(McDonald'sにはありましたが甘い前提...)、食べ終わったらコーヒーショップに行って一服しています。
あとみんなチキンと米が大好き。日本よりも米を食べてるのではないだろうか…

番外編. 自炊

キッチン付きのところに滞在して、フィリピン食材を摂取しよう!と思っていました。
この日トライしたのはティノーラ(Tinola)。鶏肉や野菜を一緒に煮込んだスープで唯一野菜がたくさん摂取できるフィリピン料理(だと私は思っている)。といっても詳しいレシピは見ずに完全にオリジナリで作りました。

スーパーで売られている鶏肉が本当に安い。1kg200円とかで手に入ります。安くて絶品なので、もう犯罪級です。
ほかにもカンコン(空芯菜)やインゲンが60円程度で大量に手に入ります。天国。(多少いたんでいたり半分くらい傷ついているのはご愛嬌)

本当は瓜系(冬瓜や大根)、生姜などを入れるらしいのですが、シンプルに鶏のダシとニンニク、塩コショウの味付けで完成。

絶品。
手の込んだことはしてないのにマジ美味。

しかし、この美味しい匂いをかぎつけて大量の虫がわいたのは言うまでもない…。これもフィリピンならではです…。

他にもトライしたいフィリピン料理があるので、つくったら続報をあげようと思います。

食文化はその国の背景や、住んでいる人の趣向を教えてくれます。まだごく一部にしか触れていませんが、積極的に現地の食事に触れていきたいと思います。(お腹を壊さない程度に)(あとゲテモノ系はたぶん挑戦しません。あしからず)

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