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モヤモヤ。

熱烈で強烈な歌詞を軽快なメロディに乗せて歌い上げるビルボード歌手の音楽を聴きながら乗るのぞみ号。学生の頃にはこんな歌詞に共感したこともあったっけ。そんな燃えるような想いはどこにいってしまったんだろう。若い頃は幻かなにかをみていたのだろうか。今の私には、何にも見えない。夢にすらそんな熱っぽいロマンスは出てこない。気づくともう23時半すぎ。文章を書く気力こそ残っているものの、身体が全く言うことをきかない。重い。ただひたすらに、鉛のように重い。私の振る舞い、生き方、もっというと人生には無駄が多い。先輩方のようにもっと軽快に、無駄なく仕事ができる人間になりたい。もうすぐ新幹線を降りて、誰もいない家へと帰る。溜まった洗濯物を片付けて、掃除機をかけて埃を撃退して、あとは、夏場だから。風呂掃除を徹底的にやらないといけない。出張の帰りにこんなことを考えるとまたさらに身体がずーんと重くなる。世間の大人たちはどんなふうに生きているんだろう。この孤独感と寂しさと面倒臭さと、どんなふうに向き合いながら生きているんだろう。仕事の日のリフレッシュ方法は?休みの日の過ごし方は?わからない。私はそれがわからないままに、とにかく非効率的に毎日を生きている。今日はいつにも増してモヤモヤとする。何をしたらいいかがわからない。いったん今日はとっとと眠ってしまおうと思う。みなさんは私のようにこんなモヤモヤとした夜を過ごしていませんように。それでは、また明日。

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