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不適切にも・・・

テレビをほとんど見なくなってから長いんだけど
ありがたいことに録画しなくてもTverで見る事が出来る。

なんとありがたい世の中でしょう。

タイトル見ておわかりでしょうが、あべさだおさんの「不適切にもほどがある」真剣に見ています。

笑える話、と思ってみていたら
真剣に生きることを考える内容になってきていて
いろんな事を考えます。

阪神淡路大震災。
沢山の方が亡くなると同時に生まれてくる命も沢山ある。

もう一つ見ているのは、「春になったら」
これは5話目から見ているのだけど、短くストーリーを編集したものを見て
ツイテイッテいます。

膵臓がん、見つかったときには余命宣告されることが多い病。
娘さんは助産師さん。
新しく生まれてくる命と、消えようとしている命が隣同士に描かれている。

伊弉諾尊と
伊弉冉尊

黄泉の国から伊弉諾尊が出て行くときに
妻が1000人殺す、と言い
夫は1500人誕生させる、と言ったことを思い出します。

友達が石川県に被災された方達のサポートに行っているのですが
調理した食材を柔らかくする機械があるらしく
咀嚼力が落ちた方にもおいしく食べてもらえる、って言う素晴らしい品物らしいのです。

素晴らしい、と思います。
点滴するより口から食べるのが人間らしいと思うので。

でも、食べられなくなると言うことは、肉体を離れると言うことが近くなっていると言う風に思うのです。
肉体を離れようとしている人に「頑張れ」「頑張って食べて」と言うのは何か違和感を感じるのです。

それは介護職についたときからずっとずっと感じていること。

自分の母も、肉体を離れる日が近くなっている様に思いますが
甘いお菓子はまだまだ好きで食べてくれます。
先日も、少し熱があったのでイオン飲料を100ccなんとか飲んで貰いました。
翌日熱は無く、ホッとしたよ。
解熱剤飲まなくて済んで良かった~。

命も身体も粗末にしてはいけないけれど
何でも人間の力(薬や機材を使って)コントロールするのってどうなんだろうと思う。
でも、何が自然で何が不自然なのかがだんだん訳分からなくなって来ています。

「不適切にもほどがある」を見ていると、そう言う心のモヤモヤしている物事がはっきり浮かんで受け止められるような感じがしています。


読んでくれて感謝です。
まとまりが無いけど、おしまいです。


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