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176)02/12/きらり

そういえば、noteを小休止している間に藤井風さんのライブを見に行った。ヒットしたアルバムから聴きたかった曲はたくさん演奏してくれたし、意外性がたっぷりの演出(アナログ寄り)で、かなり楽しめた。音楽ライブであるという自負をきっちりと伝えるためのサウンドプロダクション、一曲ずつどう演出すれば曲を最大限伝えることが出来るかを、アーティストとそのスタッフが双方向から考え抜いた丁寧な演出なども素晴らしかったが、そもそも彼がミュージシャンとしてこの世に出て、こうしてたくさんの人たちを音楽で勇気づけることが出来ていること。その才能と、その目の前に起こっている事実を奇跡と話せる彼の素直さに、こちらも素直に気持ちがほぐれていった。計算だとしたらあざとさではあるが、そう思うとしたら、そう考える自分が嫌な人間だなと思える感じ。

素直って簡単なようで難しい。

大人になると素直になるために、カチカチになった心と身体を解きほぐすことから始めないといけない。個人的には、前は心だけだと思っていたけど、トレーニングやり始めて、身体も同期していることを実感できたことは、素直な気持ちに向けての前進を感じている。このライブでは、身体のことも意識した伝え方もあって、そこもなるほどと唸る部分だった。

藤井風さんは文字通り風のような人だった。強風やそよ風、さまざまな表情を通り過ぎる風のように音楽で、時に方言丸出しの面白MCで伝えてくれる。爽快で気持ちがスッキリした。ありがとう!

隣のカップル?これから進展するのかな?と思われる2人が終わった後に、良かった〜本当によかった、来て良かったと何度も言葉にしていて、私も思わず、でしたよね!と加わりそうになった。気持ち悪いおばさんになるから、我慢したけど。あ、素直じゃないか(笑)。

#きらり #藤井風 #手が腫れるけ 、もう拍手せんでええけ!みたいなMCが優しい #素直 #心と身体

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