射空かもめ

女性弁護士。2022年春から仕事復帰したワーキングママ。 夫と、娘(2020年春生まれ…

射空かもめ

女性弁護士。2022年春から仕事復帰したワーキングママ。 夫と、娘(2020年春生まれ)、息子(2021年秋生まれ)との4人暮らしです。 子育てのこと、仕事のこと、日々の暮らしのなかで感じたことを書いています。

マガジン

  • ビジネス

    働きながら感じたことや工夫について書いた記事をまとめたいと思います。

  • 資格試験(・受験)関連

    主に資格試験に関連する記事をまとめていく予定です。テクニックではなく、実践して良かったことや気付きなどを書いていきます。よろしくお願いします。

  • 子連れ家族旅行 2023年

    2020年春生まれの娘と、2021年秋生まれの息子を連れて行った家族旅行の記録

  • 第二子出産

    第二子出産の記録をまとめました。

最近の記事

今まで避けていた電子書籍に登録した話

時間がない。忙しい。 そんな言葉を自然に吐く人にはなりたくない。 自分以外の何かに主導権を握られて、人生の舵をコントロールできていないように思えてしまうから。 昔、尊敬する先輩がさし飲み中に言っていた。忙しいと思ったことはないと。 理由を尋ねた私に、先輩は、「僕より忙しい人はたくさんいるから。」と答えた。 でも、忙しさって相対的なものだろうか。結局は、本人のキャパの問題な気がする。みんな忙しくても頑張ってるんだからって励まされることはあるけれど。 幼少期から小説を読むの

    • 地球儀で未来は変わるか

      週末に、楽天で地球儀を注文した。 何年も欲しいと思っていたので、ずっと後回しにしていたタスクを終えた気持ちになった。 「地球儀が欲しいんだよね。」 本屋に展示されていた地球儀を前にそう話した時、友人は「絶対いらないよ!グーグルアースでいいじゃん!」と笑った。 そうかなぁ。そう答えながらも、地球儀って結構高いということもあって、その時は保留にした。 でも、でも。やっぱり欲しいなぁ。なくても生活には困らないんだけど。そして、地球儀を買う目的は本来の使用法とは少し違うかもしれない

      • 【ビジネス】身だしなみの重要性

        ビジネスにおいて、身だしなみはきちんと整えた方が良い。 皺のないシャツとスーツを身につけること。ハンカチにもアイロンをかけること。くたびれていたり、汚れた靴を履かないこと。髪を綺麗に整えること。 先日、来客があった。 30代と思われる営業の男性で、丁寧に説明をしてくれる方だった。 ふんふんと相槌を打ちながら説明を受けている最中、ふと、シャツに目が留まった。皺が目立っていた。干していたハンガーから剥ぎ取ってそのまま着たのかしら? と、ちらりと思い、その情景が浮かんだ。そう考え

        • 30代 友人と過ごす時間の変化

          お昼に仕事を抜けて、別の職場の友人とランチに出かけた。店内は、女性客が大半で、ほとんどの席が埋まっていた。BGMは異国の曲が流れていて、お茶の入ったアルミコップはよく冷えている。仕事モードを引きずったままの頭と心がゆっくりと緩んでいく。 友人はエビ炒飯のセットを、私はパッタイのセットを注文した。 本当にタイに行けたらいいけれど、こんな風に日常の中でサクッと他国の文化に触れるのも、これはこれでいい。 料理が運ばれるのも待たずに、早速お喋りが始まって、来月、他の友人も交えて行く

        今まで避けていた電子書籍に登録した話

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          5本
        • 子連れ家族旅行 2023年
          1本
        • 第二子出産
          5本

        記事

          無難な意見を言ってても成長できない

          自分の意見を言うのが苦手だ。 職場で反するふたつの意見が出て、「どう思う?」なんて聞かれた時には、誰もに気を遣ってしまう。それは優しさではないのだと、以前、何かで読んだことがある。自分の意見を言わないのは、相手を守っているようで、自分を守っているのだと。 そうは言っても、意見を表明すればどちらかの意見に加担するようで、違う意見を持つ人が不快にならないようにと言い方に気を遣う。一般的にはそれを八方美人というのかもしれなくて、そう言われると反論したくなる一方、そうかもなと腑に落ち

          無難な意見を言ってても成長できない

          思い出の詰まった家から引っ越しました。

          新居に引っ越して、1ヶ月が経った。 二階に少し段ボールが残っているけれど、片付けはあらかた終わり、この家での暮らしにも慣れてきた。 この家が好き。担当の設計士さんやインテリアさんと、何度も打ち合わせを重ねて決めた間取り、クロス、家具。こだわったそのひとつひとつを気に入っている。 手狭だった前の賃貸住宅と違って、今は、夫と並んでキッチンに立ってもぶつからないからストレスもないし、子どもたちも自由にのびのび動き回っている。 そんな姿を見ると、引越してよかったと思う。 なんといっ

          思い出の詰まった家から引っ越しました。

          早く引越業者を手配して良かったことと、その後の思わぬ事態について。

          引っ越し日が迫っている。 急に決まったわけじゃなく、もう随分前から、7月に引越することは決まっていた。 引っ越し業者を手配したのももう2ヶ月以上前で、梱包用のダンボールやガムテープは揃っていた。あとは断捨離して、必要なものを梱包していけばいい。でも、その作業が億劫でつい先延ばしにしてしまった。 そもそも私たち夫婦は、B型だからか、はたまた性格のせいか、プライベートに関しては追い詰められないとなかなか動けない性格である。億劫なことはついつい後回しにして、「これ以上引き延ばした

          早く引越業者を手配して良かったことと、その後の思わぬ事態について。

          いま欲しいのは、体力と気力

           お久し振りです。  前回の記事から、2ヶ月以上も経ってしまいました。    この間、毎日のようにnoteのことは頭の片隅にありながらも、〝書きたい、書けない〟状態。時短勤務で時間には余裕があるはずなのに、どういうわけか常に何かに追われて、夜になれば疲れ果て、固い床の上であろうがぐでんと横になる日々。子供二人を寝かしつけながら、「今日は絶対に寝落ちしないぞ!」と決意するのに、睡魔に抗った記憶もないままいつの間にか自分もぐーぐー眠って。    運良く寝落ちしなかった日には、汚れ

          いま欲しいのは、体力と気力

          実は春が得意じゃない人、私の他にもいますか。

          4月になった。 私はというと、子供を保育園に送るため強制的に6時起きになったけれど、少しずつ朝の準備のコツがわかってきて、6時半まで眠ってしまうくらいには新生活に慣れてきたかな?というところ。 今日はそんな新生活にまつわるお話。 まだ子供が入園する前のある日、昼下がりに子供と「お散歩行こー!」って玄関を開けたら、春の陽気を絵に描いたような世界が広がってた。 上着がいらないくらい日が照ってて、春の香りがするしウグイスも鳴いていて、気持ちいい!!ってなるはずの状況だったのに、

          実は春が得意じゃない人、私の他にもいますか。

          入園する我が子へ。母の心境

          単純に美しいという理由で、桜が好きだ。 でもここ数日は、複雑な気持ちで眺めていた。 少しずつ開いていく花びらの隣で、「あと何日……」と、入園式までの日数を指折り数えた。寂しくてたまらないのである。それが身勝手な感情だとしても、自然に湧き上がってきてしまうからどうしようもない。 今月までしか一緒にいられないから。あと二週間しか一緒にいられないから……。 毎日、そう頭の中でカウントダウンしてきた。 ひどい母親のようだけど、そのとき感じていたのは寂しさばかりではない。正直に言えば

          入園する我が子へ。母の心境

          職場の決め手

          復帰時期の設定春から社会復帰する。そう決めたのは、二人目を身籠もる前だった。 『お母さんだけでなく社会人でもありたい』と思っていたことと、性格上、期限を決めないいと動き出すのが遅くなって、どんどん復帰が遅れることが予想できたので、自分の中で復帰時期を決めたのだ。 就職してすぐ妊娠はしにくいから、二人目を望むなら復帰前に。そう思い、年子で子供を産んだ。 2020年春には、上の子が2歳、下の子が半年になる。まだまだ幼い。入園は決まったけれど、だからといって、子供を産む前の自分と

          職場の決め手

          保育園に預けて働くこと。後ろめたくないわけじゃないけど

          先日、郵便受けを開けると封筒が二通入っていた。差出人欄を見て、春からの保育園利用の決定通知書だと見当がつく。この街でも、待機児童問題はけっして人ごとではない。はやる気持ちを抑えてハサミを入れ、文面を確認する。 どうやら、春から我が子二人とも希望の保育園に通えるらしい。自宅から最も近く、評判の良い保育園。これで、予定どおり仕事復帰できそうだとほっとする。 何にでも興味を持つ上の子が、通知書を触りたくて手を伸ばす。その手をやんわり遮ながら、腰を曲げて娘の視線に合わせ「春から、保

          保育園に預けて働くこと。後ろめたくないわけじゃないけど

          【0歳・1歳子連れ旅】沼津、三島、富士山周辺編

          はじめに 家族構成 30代夫婦、1歳児(娘)、0歳児(息子) 娘(1歳) ・イヤイヤ期 ・離乳食完了 ・双方向の会話ができ、こちらの言うことも理解する。 でもそこはイヤイヤ期、ダメとわかりつつ“あえて”やり続けることも。 ・車に乗るのは好き ・手が届くものは全部触りたがる ・台があれば登りたがる 息子(0歳) ・寝返り習得中 ・離乳食はまだ始めていない。 ・日中はよく昼寝し、夜間も一度授乳で起きるのみ。 そんな娘と息子を連れて、車で静岡県へ。 車ならどこでも自由に行け

          【0歳・1歳子連れ旅】沼津、三島、富士山周辺編

          道徳心は世界名作劇場から学んだ

          先日、車内で夫とアニメの話になった。 夫も私も、アニメを観る習慣がないけれど、夫はあの大人気の「鬼滅の刃」だけは毎週楽しみに観ているらしい。 「少年漫画だから(男の自分には)面白いのかな?」と言う夫に、「でも鬼滅の刃は、男女問わず人気じゃない?」と私。 「ワンピースも女の人にも人気だよね。でも、ドラゴンボールは男ばっかり観てない? 何が違うんだろ?」 急に疑問を持ち始めた夫につられて考えてみたけれど、考察するにもそもそも私はアニメというものをほとんど観ないからわからない。子

          道徳心は世界名作劇場から学んだ

          ほんの少し、世界を広げたい

          昨年始めて良かったもの。それは、何と言ってもこのnoteだ。 昨年、私は、この狭いリビングで赤ちゃんと過ごしていた。 働いていたときと比べて、世界は急激に狭くなった。夫と、この子と、私。居場所はこのリビング。 作っては片付ける。汚れては綺麗に。それを繰り返すだけであっという間に夜になった。 赤ちゃんとの時間は、温かくて幸せだけれど、孤独でもあった。 自分が少しずつ「お母さん」以外の何者でもなくなっていくような気がした。 この子を無事に産み、元気に育てていくこと。この子にと

          ほんの少し、世界を広げたい

          1歳8ヶ月の娘とお茶会

          最近、1歳8ヶ月の娘と、お茶会を始めた。 どうして始めたのかというと、「家にいながら少しでも外の世界を感じるため」である。 我が家は、2.5階建ての小さな一軒家(賃貸)で、庭はなく、一、二階の床面積も狭い。 とてもじゃないけど、娘が走り回ることはできないし、滑り台のような大きめの玩具を置けば、リビングとしての機能を果たせなくなるので置くこともできない。 だから、娘はその限られたスペースの中で、お絵描きをしたり、絵本を読んだり、人形ごっこをしたりしている。 けれど本当

          1歳8ヶ月の娘とお茶会