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1ヶ月目のカンボジア

カンボジアに来て1ヶ月が経った。
今の率直な思いを残しておこうと思う。

堂々と歩けるようになった

私は写真が撮るのが好きで、
上京してからよくストリートスナップと言われる類の
街中で人を撮るなどしていた。

東京は人が多く、人混みに紛れて撮影ができたため
恥ずかしいとか気まずいとか
そういった感情はなかった。

しかし観光地として有名なシェムリアップでは
観光客が少なく、そもそも通行人がいない

ほとんどの人はバイク移動で、あとは車

道を歩いているとすぐにトゥクトゥクドライバーに
声をかけられては注目を浴びている気もしてしまって
おどおどしていた

しかも乗るたびにお金かかっちゃうし、、

1ヶ月経った今、
なぜかわからない。気持ち的に割り切ることができたからか
ドライバーとは笑顔で会話をし、乗車を断る。
「乗らないよーー」「日本から来たよーー」など

だからもう、写真取り放題^^
緊張が溶け、気持ちがだいぶ楽になってきました。

単独行動を正当化できるようになった

初めてカンボジアに来て慣れないことが多くあった
海外に行ったことはあるが、スタッフやガイド付きだったし

だから何をするにしてもわからないことが多くあり、
会話の仕方もわからない

強めに英語で言っていいのか
翻訳機を使った方がいいのか
そもそもネットで調べたことを主張すべきなのか
とかとか、、

最初は付きっきりでいろんな場所、カフェ、買い物に行っていたし
インターンシップ生的な感じで活動を始めたものの
自由の不自由さを感じてしまって
自分の中で制限をかけながら貢献しなくちゃいけない
などと思い込んでいた

けどやっと今、自分がすべきことや自分がしたいこと
がだんだんわかってきた気がする

気がするだけだからまだわからない部分もあるけど
とりあえずやってみよう精神の概念を手に入れたので

やってみる。

大学行く意味って?

最近、大学行く意味について問う大学生は少なくないと思う
本来は研究機関だったのに何故か就職予備校っぽい感じがある

今は調べたらなんでも出てきて
本もたくさんあるし、ネットで論文読めるし、検索すれば出てくるし
オンラインセミナーも充実化してきている

その中で大学に行く理由は資格の獲得という感じだろうか

もちろん課題をこなし、授業内で問われたことについて
自分で考えたり文献を漁って自分なりの答えを導き出す能力は大切だと思う

とはいえ、学者になるわけでもないしなーーーーみたいな

正直いうと大学に期待をしていたことの1つである
人間関係の広がり
これは、すでにコロナによって希望はほぼ絶たれた
偶然な出会いからの発展を望むより
もう大学三年生になってしまったので意図的な関係を構築しに行くしかない
みたいな

友人にはもちろん志を高くもっている人もいるし
十人十色で人生においての目標も違うのは当たり前
でもなんか、無気力で日々を消費している感じの
バイト戦士にはあまり興味がない

このような条件を全部ひっくるめて私も今一度
大学で何をすべきか何をしたいか
どうしていくかなど考える必要があると思った

いつでも気持ちの持ちようで自分の見る世界は変わるから

感覚として地元と似ている

風景としてバイクがたくさん走っていたり、
鍵は南京錠だったり、
毎日30度越えで夜もそんなに気温が下がらず寝苦しかったり、

こう言った点では違いは多くあるが
生活の環境として抵抗感がそこまでない

それは状況が似ているフィリピンのある地域に行ったことがあることも
関係しているかもしれないが

私が気づいたのは
生産者の顔が見える、育成過程が見える場所
という点で故郷である山形と重ね合わせていたのだと気づく

村に行く途中に広がる田園風景
鮮やかに実をつける野菜たち

そして田んぼから聞こえてくる虫やカエルの声が
私を安心させているのかもしれない
と思った。

シェムリアップは治安が良い場所で場所でのどかだと言われている
そのおかげもあると思うが
不安や恐怖を感じることなく過ごせている。

それは観光地であり、多くの外国人に対して
シェムリアップの人たちが抵抗がないということも関係していると思う。

気さくな感じ、陽気で、のんびりしていて、ニコニコしてる。

在住日本人の方々は口を揃えてそのようにこの街とこも街の人を説明する。
確かにそうだなと思う一方で比較対象にできる地域が自分の中にないので
この滞在中や滞在期間が終了した後も他の地域に行って
街や人を感じたいと思う。

そしてその街と人の人格を作っている原因はなんなのか。など

東京は人が冷たい

というワードに対して引っ掛かりを覚えたのもそう

面白い視点かもしれない

あとがき

1ヶ月経ってみて心の変化というか
自分が経験を通して、なんとなく強くなった気がする

それはカンボジアのおかげであり、
この滞在チャンスのおかげでもある。

日本が悪いとかじゃなくて
この機会を設けて自分を見つめ直し、
俯瞰して様々なことを考えることに意味がある。

別にカンボジアじゃなくて
東京でも日本国内の田舎でもどこでも良い。
みんなそうやってアナザースカイを見つけるんだと思う。

私はこのタイミングでカンボジアをたまたま選んだというだけ

それだけ

ではまた!!

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