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台湾式の結婚式について

自己紹介の記事でも触れましたが、私は年末に彼女に実家のある台湾で挙式します。公私共に慌ただしく、更新も滞りがちになってしまいました。

結婚式など、こういった様式的な事になると如実に文化の違いが出ると感じます。

伝統的な台湾式の結婚式では新郎の家族が全て取り仕切って行います。新郎の親が新居を用意し、披露宴の費用も全て支払います。車も用意する事もあるようです。

日本でも土地によって根付いた慣習はあるかと思いますが中華圏ではこの様なケースが多いようです。(※あいにく私、Isaacの場合は彼女のご両親のご厚意で違います。パパちゃん、ママちゃん、彼女のご理解に感謝です。)

ー拜別(バイビエ)ー

基本的に日本の結婚式で行う事と変わりませんが、台湾では必ず拜別(バイビエ)という儀式を行います。拜別とは英語で直訳するとtake leaveとなります。新婦が新婦のご両親との別れの儀式です。最近では簡略化されているようですが、新郎新婦は膝まつき、新婦のご両親から色々なアドバイスを伺います。そして新婦のご両親に感謝の言葉を述べます。

参考動画 ←クリックするとyoutubeに飛びます。

私、Isaacも拜別を行う予定です。日本の風習では『三つ指を立てる』(※1)という行為が近いかもしれません。彼女はパパちゃん、ママちゃんに改まって最後の挨拶を行う事になります。新郎新婦家族共々、感慨深い儀式でもあるようです。私は楽しみにしています。

【一般的な結婚式のマナー】

続いて台湾の一般的なマナーについて簡単に書いてみたいと思います。

ー白ネクタイはNGー

参列客は白ネクタイは厳禁です。日本で結婚式に招待された場合、『白ネクタイどこいったかな?』と考える事もあるかと思いますが、縁起の悪い事のようです。派手すぎない普通のネクタイで良いのでスーツファッションをお楽しみ頂けます。

ーご祝儀袋は赤ー

日本では白い袋のイメージがあるご祝儀袋も台湾では赤色の物を使用する様です。赤色はおめでたい色なのだそうです。日本でも大きな書店などでは扱っているようです。※私は実際に見ました。おそらく中華圏の方向けなのでしょう。

ー礼服は着なくて良いー

日本でも礼服を着て参列される方も減って着たと思いますが、台湾ではビジネスカジュアルの様な服装が多いです。男性は少しドレッシーなスーツを、女性はカクテルドレス着れば問題ないでしょう。

ー乾杯は一気に飲み干さないー

日本や大陸の方ですと乾杯したら是が非でも飲み干さねば!という同調圧力が働く場合がありますが、台湾では乾杯の時は一口つけるだけで大丈夫です。用法、用量は適宜に自身で判断しましょう。※楽しむ場なので適度にという事です。お酒に自信がある方はガンガン飲みましょう!

(※1 結婚式前夜に新婦が新婦の父に「育てて頂いてありがとうございました」というヤツです)

・・・と、ここで時間がなくなってしまったので続きはまたの機会としたいと思います。

今回は以上となります。最後までお読み頂きありがとうございます。

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Isaac

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