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[#24] イギリス留学や長期滞在でSIM選びに困ったら

日本のスマホ代は高すぎる!と叫んでみたら、今度は、
日本のSIMキャリアがありすぎる!と叫びたくなるくらい選択肢がある昨今の日本の通信事情ですが、イギリスも同じような状況なようで、SIMの選択肢がいくつかあります。
短期旅行だったらSIMを契約せずにWi-Fiだけでなんとか乗り切ることも十分可能ですが、留学やYMSでの長期滞在だとそうもいかず、現地のSIMカードを契約する必要があります。

ではどのSIMがいいのでしょうか。

まず前段の情報として、イギリス国内では、EE、O2、Vodafone、Threeという4つの大手キャリアがシェアのほとんどを占めているそうです。
そこにgiffgaffという格安SIMが台頭してきていたり、Tesco Mobleという大手スーパーTescoが運営しているSIMもあります。(AEONモバイルみたいなもんですね。)

SIMカード自体の選択肢も、Pay as you goと言われるプリペイド式か、Monthly planと言われる月額式があり、期間や用途に合わせて柔軟に選べるようになっています。
(プリペイド式よりも月額式の方が圧倒的にお得です。)

この記事では長期滞在者向けにMonthly planの方のおすすめを紹介したいと思います。

結論から言うと、giffgaffがおすすめです。

(↓giffgaffのWEBページです)

私はgiffgaffの£10/月で15GBのプランを選びました。
滞在していた半年間、ある一点をのぞいて不自由は全くなかったです。
(今はプランが少し変わったようで、£10/月で20GBまで使えるみたいです。不自由だった点は後述します。)

"イギリス留学 SIMカード"と検索すると、だいたいThreeかgiffgaffをおすすめする記事が出てきます。
2社とも大手キャリアに比べて安価なプランが多いので、あとは必要な容量と価格を照らしてどちらか安い方を選ぶのがいいと思います。
まわりの留学仲間もThreeかgiffgaffを使っている人が多かったです。

ただ、私がThreeよりもgiffgaffをおすすめする理由は3つあって、

1.日本にSIMカードを届けてくれるので、イギリスに着いたその瞬間からスマホが使える

giffgaffは店舗がなく、ネットでのみ展開している格安SIM会社です。なので全てネットで完結します。
留学前、英語に自信がなかった私には、日本で設定してから行けるというのは非常に心強かったです。

設定方法はこちらのサイトを参考にしました。

2.Threeの格安プランは契約期間が1〜2年だが、giffgaffは1ヶ月単位なので半年滞在にはちょうど良い

途中解約の違約金も何もなく、留学の終わりとともに契約をサイト上でスパッと終わらせることができました。

3.イギリス以外のヨーロッパ諸国でも設定そのままで5GB/月まで無料で使える

Threeはイギリス国外での海外ローミングは£2〜5/日が追加でかかるみたいです。1,2日ならいいですが、長期旅行になるとチリツモで1ヶ月の使用量が高くなってしまいますね。

一方、giffgaffは海外ローミングが無料です。が、上限が5GB/月なので、卒業旅行で1ヶ月ヨーロッパを周遊した際、私はあっという間に使い切ってしまいました。追加でGBを購入すると非常に高額で1GBで£100!もするため、追加という選択肢はなく、これだけが先述した不自由だった一点です。

イギリス国内にいる間は不自由はなかったです。学校もステイ先もWi-Fiが飛んでいたので、容量が不足するということはなかったので。

ちなみにイギリスの企業が運営する比較サイトでも「giffgaffとThreeどっちがいいか」という記事があり、容量無制限のプランを選択する時を除いてはgiffgaffの方がお得、という結論を出していました。


それと長期滞在・留学の方は、出発前に日本のSIMを休止するか、最安のプランに切り替えておくことをお忘れなく。
私は、イギリスにいる間も日本のネットバンクから他銀行に送金することが幾度かありSMSを受信する必要があったので、休止はせずに最安プランにしてから行きました。

それとそれとSIMを入れ替えの際は、日本のSIMカードを失くさないように十分お気をつけください。
私は、おそらくイギリスへ向かうフライトの乗り継ぎで立ち寄ったUAEのアブダビ空港で失くしました。イギリスに着く前に失くした私の日本SIMは、きっと焼却処分されアラブの風に舞って砂の一粒になったことでしょう。
(不幸中の幸いで、私はSIMを2枚持っていたので、ネットバンクの対応などはかろうじてなんとかなりました。)

なお、数日の旅行・短期滞在の方は、プリペイド式をamazonで買ってから渡英するという選択肢もありますので、手間と費用を天秤にかけて選ぶのがいいかと思います。

ではまた。

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