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教育学部卒でない教師[Part1]

理系の大学院進学のイメージは強いけど、文系でってあまり聞かない、、
文系で大学院って意味あるの??

「あります!!」

確かに、文部科学省のデータによると、理系の進学率は3割以上であるのに対し、文系での進学率は5%にも満たないそう。
ここからは僕なりの見解をまとめてみました。

高校時代

・全くその気はなかった


そもそも大学に進学したのは、部活と教員免許(高校の英語教員)のためです。
中学校から高校までバレーボールを続けてきて、大学でもっと高いレベルでやりたいって思ったことがきっかけ。
高校時代に出会った2つ上の先輩が、同じ大学の教育学部に進学しました。

・経済的に国立だけで。

経済的に国立しか考えていなかった私は、同じ大学を受験することに。(奨学金を知らなかった。笑)
でも、合格者枠は広い方が良い、そのため、推薦試験の募集定員が多い「人文社会科学部」を志望しました。
幅広い教養に加えた専門性を兼ね備えた学部で、取得可能免許は以下の通り。

A課程
中学校教諭一種免許状:国語、社会、英語
高等学校教諭一種免許状:国語、地理歴史、公民、英語

B課程
高等学校教諭一種免許状:公民
日本語教員
学芸員
社会調査士
認定心理士
公認心理師(学部および大学院の科目を修得することで、公認心理師試験の受験資格を得ることができます。)
公認スポーツ指導者
環境再生医初級
自然再生士補

具体的な対策は、小論文と面接。部活動の顧問(国語科担当)に厳しく指導していただきました。
その時の模試の判定はE判定。正直絶望的でした。
面接指導は泣く日もあるほど言えない自分に悔しくて、それでもなんとか合格したいとの思いで先生にぶつかりました。

結果は合格。とても嬉しかったです。

大学生活

そして待ちに待った大学生活。
人文社会科学部の学生は基本的に1、2年生の時は教養の授業を非常に多くとる必要があります。
専門的な内容は3年生以降ということになります。

ですが、この教養の授業で、多くの新しい学問との出会いがありました。
心理学、哲学、夢、スポーツ科学、植物の話、数学、、、本当になんでもあります!笑

人文社会科学部で教員を目指したい方は、教職課程も取る必要があるので、お忘れなく。

・新型コロナウイルス感染症

忙しい日々の中で、部活に授業にと謳歌していた毎日。突然そのどこにでもあるような日常は奪われました。
新型コロナウイルス感染症。
大学の全てがCLOSE。もちろん部活もできない、授業に行くこともできない。閉鎖的な生活の中で、なんとかオンラインでの授業が開始した。
ほとんど集中はできず、ブルーライトのせいで寝付けないほどに、眉間が痛くなるほどでした。
いわゆるおうち時間が増え、自分の人生について考える時間も多くなりました。

・先生になる!はどこへ?

「英語教師になる」そういって大学に来たのでは無いか?
それなのに、入学時のTOEICは400点以下。英語もろくに話せない。

大学の正課外学習(単位にはならないが、学習ができるイベントが開催されたり、スペースがあるような場所)で留学生や、留学を考える日本人がよく集まるような場所には、入学時から一度も足を運んだことがありませんでした。というよりできませんでした。すでに常連の学生たちでコミュニティが完成しているように見えて、行くことがどうしても、、。
そんな時、コロナ禍は非常に僕にとっては一歩を踏み出すきっかけになりました。全てがオンラインであったため、誰とも顔を合わせずに、先生と話ができるからです!!

そこでは先生に赤裸々に自分の状況を話して、寛容に受け入れてくださいました。とても嬉しかったです。ですがそれと同時に、自分のできなさに身が焼かれる思いでした。

・英語学習の始まり


使用したのは、Elllo(リスニングサイト)、Newsela(リーディング)
リスニングが、三人称単数のSや、a,theが聞こえるようになるまで何度も何度もリスニング。
Newselaでは英文のレベルを選ぶことができるので、一番簡単にして、10回の音読。それでもわからない単語はあるし、すぐには理解できませんでした。英語を英語のまま解釈するトレーニング。

これと並行して、英検準一級の試験対策。こんな風に本気の英語学習に取り掛かりました。始めたのは大学3年生の夏。

本当に今になって思うのが、早いうちにやっておけばよかったなと、、。今でも後悔は少しありますが、遅かろうとも英語に出会うことができてよかったです。

ここまでみてきても、あの時の瞬間はいくつかありました。そしてかけがえのない出会い。
受験を支えてくれた恩師、英語学習を手取り足取り教えてくれた教授、そのほかにも感謝してもしきれない方ばかりです。

少し長くなりすぎたので、続編ということで。(一つにまとめるつもりがまとまりませんでした。)

そしてその年後期の集中講義でまた新たな出会い、舞台は国連!?

#あの選択をしたから

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