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手植えボランティアさんに感謝

先日、私が購入した田植え機のジェイ君、他の方が田植えをするときにも出動するなど、大活躍しています。

久しぶりにみてみたら、こんなふうになっていました。

めっちゃ働いていますやんっ!

いろんな田んぼで、たくさんの苗を植えてきたみたいです。とにかく、役に立っているようでよかった!

ところで、田植え機は便利ではあるものの、ちょっとした欠点が・・・。

実は、田植え機で植えると苗を5~6本掴んで、それを田んぼに植えていくのですが、実際、一か所にそんな数の苗は必要ないそうなのです。つまり、結構余分に苗を使ってしまうということです

大体、手で苗を植える場合は、2本くらいずつで十分らしいといいます。手植えの方が、苗を節約できるのです。

そんななか、ひとつ問題が発生しました。

富士河口湖農園さんで育てていたもち米の苗が、ちょっとしたトラブルで足りなくなってしまったのです。元々、田植え機の活用を考えていましたが、それではとても足りない状況です。

そこで、手植えにすれば、何とかなるだろうということで、急遽、もち米の苗を手植えすることになりました。もちろん、そうなると人手が要ります

ということで、ボランティアの方に集まっていただきましたっ!

手植えですっ!(一番奥にいるのは・・・私です)

私がもっているのは、こんな感じの紐で、等間隔の(おそらく30cm間隔)目印がついています。

田植えをする人たちが横一線になって、目の前の目印のところに苗を植えていきます

全員が植え終わったら、私と私の反対側で紐を持っている人が、一緒になって紐を30cmずらします。田植えをする人は、30cm先に進んだ目印に向かって、また苗を植えていきます

こうやって、田んぼ一面に、等間隔で苗を植えていくのです(私の紐捌きが結構重要)。

で、仕上がりがこちら・・・。

まぁまぁ、いいんじゃないですかね?

たくさんのボランティアの方にご参加いただいたおかげで、あっという間にもち米の田植えは終わりました。やっぱり大人数でやると違います

で・・・、ここで私の個人的なお願いをしてみました。

実は、私のイセヒカリを植えた田んぼ、結構、歯抜け状態が酷くて、苗直しが必要なのです。

先日、一人でやってみようと思い立ったものの、風が強くて、苗は流されるわ、帽子は飛ぶは、水が濁ってワケ分からんわで、途中で挫折して、苗直しが終わらなかったのです。

しかし、この日は人数がいる!!!!

ということで、皆さんにお願いしたとですよ。

もちろん、私も頑張ります

そしたらもう・・・はやいはやい!!!!

あっという間に歯抜けがなくなりました。素晴らしい!!!

キレイにラインが揃った田んぼで、思わず満面の笑みがこぼれました。

皆さん、ご協力ありがとうございましたっ!!!

そしてこの日は、田んぼだけでなく、そのあと大豆の豆まきもしてみました。

大人数でやるとあっという間です。

防鳥紐の張り方は、先日の「農業倶楽部」で教えてもらったので、それを早速実践してみました

つい先日、やることリストが多すぎて、打ちひしがれていた私・・・。

ゆるゆるやっていたら、何となくいろいろな方々に集まっていただき、多くの方々の手をお借りして、それなりに何かが回っているような感じになってきました。

あの日、ドタバタやって、追い詰められていた状況が嘘のようです。

今シーズンは、こんな感じで、いろいろ大変そうにみえることでも、するりと進められるようになることを願うばかりです。


そしてこの日、お手伝いいただいた方には、レタスをお渡ししました。

すると、こんなメッセージをいただきました。

いただいたレタスが、人生で1番美味しいレタス!甘いし、変な後味しないし。とても貴重なものありがとうございます

うん、食べてみた自分もそう思いました

レタス、美味しいんです。あまりディスってしまうのもよくないですが、普段、スーパーで買うレタスとは全然違います

これからも、何かお手伝いいただいた方には、化成肥料や農薬を使わずに育てた、こういう野菜を是非、体感していただきたいと思います。

手間も時間もかかる作り方なので、とても面倒な農業ではあります。現状、基本的には商用ベースには乗りません

しかし、こういうものの良さに触れていただくことは、とても意義があるように思うのです。

まぁ、こういうことが起こるかどうかは分かりません

だから今は、まず楽しみながらやってみたらどうでしょうね。美味しいモノを作ってみましょう。そして食べてみましょう

まずはそれだけで十分です。


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