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アントレプレナーという選択肢

NewsPicksでおなじみの佐々木さんが独立されて出された著書。その名も「起業のすすめ」。佐々木さんは同郷の北九州出身、アメリカへの留学の経験もあり(佐々木さんは大学院ですが)、歳も近いということで勝手に親近感をもっています。これまでの著書、どれも綿密なリサーチとズバッと切り込む意見が気持ちよいものばかりです。

今回の著書のテーマは自分がMBAで教えているアントレプレナーシップに関するもの。自分で授業用に情報をまとめる前だったら、かなり考え方に影響されていたと思います。いまは自分の中に確固たるアントレプレナーシップ観みたいなものがあるので、それと照らし合わせる形で楽しく読ませてもらいました。

特徴として「お金」「稼ぐ」ってことにしっかりとページを割いていることが印象的でした。たぶん対象を40代くらいに絞って書かれているので、若い時とは違った意味で金銭的な足かせがあることを見越してのことだと思います。現在サラリーマンの方が独立をふまえて読むには良書だと思います。(ただ、東京じゃない場所では・・どこまでVCという仕組みが機能するのか、には疑問ものこりますが。)

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「起業のすすめ」(佐々木紀彦、2021年、文芸春秋)

【本日の朝食】

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黒パンの上にカレー風味の南瓜サラダ・ハムをトッピングし焼いたもの、柿・ピーナッツ・ヨーグルト・自家製餡をのせたもの、の2種類のオープントーストにて。

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