見出し画像

【1ヶ月海外放浪】超高速!ウィーン観光🇦🇹《Day5-6》

この旅の記事一覧はこちら↓から


2023-09-09 Day5

 列車はたくさんの人を乗せて高速で進んでいく。Wi-Fiも電源もある快適な旅はあっという間に目的地へ着いた。目的地は、
 VIENNA/Wien
そう、ウィーン🇦🇹。ベルリン発グラーツ行の長距離列車は、15時頃、定刻より若干の遅れでウィーン中央駅に到着した。急いで市内交通の24時間券を購入し、急いでホステルに向かいチェックイン。そのまま市街地へ繰り出す。なにしろウィーンでは時間がない。24時間後にはもうウィーンを出発する列車に乗らなければならないのだ。
 最初に向かったのはベルヴェデーレ宮殿。門を入るとまぁすごい!ハプスブルク家万歳である。

ハプスブルク家万歳🙌

 ベルヴェデーレ宮殿は主に上宮、下宮、ベルヴェデーレ21(現代美術館)の3つで構成されており、メインの上宮に入ることにした。上宮には多くの芸術品が飾られていた。あまり芸術に詳しくはないが、特に『サン・ベルナール峠を越えるボナパルト』といった教科書で見たことがある作品など、さまざまなものが飾られていた。ちなみにこのナポレオンの絵は、世界中に5枚存在するそうだ。

ナポレオンといえばこれ
上宮から下宮を見る

 ベルヴェデーレ宮殿を抜けるとすぐに広場に出る。ここにはソ連軍兵士を讃える記念碑というものがある。第二次世界大戦下においてナチスドイツに併合されていたオーストリアを解放したソ連軍兵士を讃えるというものだそう。現在、背景は水色と黄色のウクライナカラーで装飾されていた。今のヨーロッパを旅していると、EU旗🇪🇺、自国旗、ウクライナ国旗🇺🇦が3点セットのように飾られているのをよく見る。

柱の後ろがウクライナカラーなのがわかるだろうか

 さらに少し歩くとカールス教会に出る。カールス教会の前にはビアガーデンのようなものが開かれていた。

ここはビアガーデンではない部分

 夕飯を食べようと思ったが、いかんせん物価が高い。というわけで中華料理屋を探した。どこにでもあって、だいたい美味しくて、安い。その上、どんなものが提供されるかメニューから簡単に想像がつく。海外旅行先で最も信用できるのは中華料理屋だと私は信じている。というわけで中華料理屋を探すと簡単に見つかり、そのに決めた。焼きそばなんと€4.30である。大成功だ。

日本人と察して箸を出してくれた。謝謝。

 腹を満たして次に向かうはシュテファン大聖堂。恐らく誰もが耳にしたことのある超有名スポット。ウィーンの中心に位置し、とても賑わっていた。近くにはペスト塔というものがある。ペストの収束を祝ってとのこと。

シュテファン大聖堂
ペスト塔

 時間も遅くなってきたので、夜のカールス教会を見たり、ウィーン国立歌劇場を見たりして、ホステルに帰った。お喋りな人がいて面白かったが、何を言っているか半分くらいはわからなかった(超高速英語だった)。

もうビアガーデンもほぼ終わっていた。
ドレスコードを守れないので行けないウィーン国立歌劇場。




2023-09-10 Day6

 時間がないのでさっさとチェックアウトしようと思っていたが、ホステルのランドリーの3台ある洗濯機のうち2台が故障していて、時間がかかってしまい、結局9:30頃のチェックアウトになった。ふざけんな。
 急いで向かったのはシェーンブルン宮殿。昨日のベルヴェデーレ宮殿は、ウィーンの「じゃない方の宮殿」で、こっちが有名な方である。ハプスブルク家の夏の離宮として用いられたんだとか。
 まず、入って一発目の光景がこれである。遠すぎ。

 そこから噴水のところまで歩き、振り返ると綺麗な光景が広がる。

綺麗

 しかしそこから丘を登っててっぺんから見た風景には正直がっかり。なんだかしょぼく見える。

てっぺんの建物

 とにかく広いのと暑いので無駄に体力を消費して、観光に1時間半ほど費やした。しかも一番上まで登る意味はあまりなかった。でも登ってしまうんだな、これが。バカと煙は高いところが好きですから。
 そのあとは地下鉄とトラムを乗り継いで、ウィーン市庁舎や国会議事堂を見た。

ウィーン市庁舎
国会議事堂

 最後に行くのはホーフブルク王宮。ここはハプスブルク家の冬の離宮なんだとか。正面にはプリンツ・オイゲンの騎馬像があってカッコいい。中も見たいが朝のランドリーの想定外の遅れなどで時間がなくなってしまったので諦めた。 

ホーフブルク王宮とオイゲン公騎馬像

 そのぶんもう一回シュテファン大聖堂の前を通ったり、思い出したかのようにモーツァルトの銅像を見たりして、ウィーン中央駅に向かうことにした。

昼のシュテファン大聖堂
音楽にはあまり興味がない。


 ウィーンはとにかく時間がなかった。が、物価も高かったのでお金を使わずに済んでちょうど良かったのかもしれない。たが、水だけは、街の至る所に"TRINK WASSER(DRINK WATERの意)"という給水ポイントがあり、お金がかからなかったのでよかった。オーストリアの水道水は飲めるらしいからかな。

何度もお世話になった。ありがとう。



続きはこちら

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?