[医療系大学生]研究室の選び方

私は放射線技師養成大学に通っていました。大学3年生の後期から7つの研究室に配属され、卒業研究を仕上げます。

研究室により、大きな違いがあるので私たち学生にとって研究室配属は大きな出来事でした。

私が研究室選びで重視したことは、研究内容・成果、先生の面倒見の良さ、研究室の忙しさの3点です。

まず研究内容・成果については、3年生の時に出席した先輩の卒業研究発表で、どんなことをやるのかおおまかに把握し、インターネットで各研究室の先生の論文や学会受賞歴を調べていました。

次に先生の面倒見の良さの点では、教授がつきっきりで研究を指導してくれる研究室があれば、ほとんど放置される研究室もありました。

最後に研究室の忙しさの点についてです。

私たちの大学は研究室によっては、夜の12時近くまで研究するところがあれば、ほとんど研究室に行かずに卒論を終えることができるという噂の研究室もありました。

院まで進みたい人は、大変な研究室。学部で就活する人は、楽な研究室。とおおまかな傾向がありました。

研究室の福利厚生も大事なポイントです。

国試や一種試験の問題集を購入し、勉強場所を提供してくれる研究室もあります。

お菓子やコーヒーが置いてあり、自由に飲食できる研究室や、出前のご飯をとってくれる研究室もあります。中には飲み会代を教授がだしてくれる研究室もあるそうです。

また、バーベキューやスポーツなどの研究室の行事も先輩に聞いてみると面白いです。

研究室配属の方法は、学生同士で話し合って決めるというものでした。

配属願提出の3ヶ月ほど前から、LINEの投票機能を使って、各々の希望を把握していました。私たちの代は、結局最後の最後まで、全員の希望が上手くばらけなかったため、そのまま提出して先生に決めてもらうということになりました。

私は研究室配属では第一志望の研究室に行くことができたのですが、研究室の中でテーマを分ける時に、じゃんけんで負けてやりたかったテーマで卒業研究を行うことができませんでした。

少し悔しかったですが、与えられた環境で頑張ることも大事な経験だと考え、なんとか卒業論文を仕上げました。(卒業式前日に滑り込みで卒業論文を提出しました。)

私たちの大学では、約半分の学生が大学院に進学し、大学院に進む時には、卒業研究配属の研究室で研究を続ける人がほとんどでしたが、以上のような経緯もあってか、私は違う研究室に進みました。

次回は研究室を変えた苦労話などを書いて行きたいと思います。









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