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人の成長にコミットする。「istyle第一回マネジメントデイ」の模様をレポートします!!

2024年1月中旬。
アイスタイルのリーダー層が参加する、「第一回マネジメント・デイ」をオンライン開催しました。
(※リーダー層:当社でマネージャーや組織長を担うメンバーの総称)

このイベントは「毎年1回はリーダー層が集まり、人と組織の成長について考える時間を作りたいね!」というところからスタートし、HR(ヒューマンリソース)センターにてスピード感をもって実現。
当日は社外からのゲストも迎えて、インプット+アウトプットの濃厚な4時間を過ごしました。

・マネジメント・デイっていったい何?
・どんな狙いがあったの?
・実際やってみてどうだった?

について、人事責任者の勝並さんにお話をうかがいます。


人事戦略のキーワードは「人の成長にコミットする」

勝並:
アイスタイル人事のミッションは、「まだ眠っている、みんなのエネルギーを解放し、個の成長にコミットする」こと。
アイスタイルの成長を支える仲間たちが持つエネルギーをどうやって放つのかを考えながら、前例主義的ではなくゼロベースで施策をデザインしています。
「人の成長にコミットする」カルチャーを醸成するためには、まずはリーダー層の認識合わせとアップデートが欠かせません。
多様な価値観がある時代において、様々な社員のニーズに対応していくためには、リーダーたちが率先して方向性をすり合わせ、ありたい姿を共通言語化することから始まります。


What’s マネジメント・デイ?

・社会の変化に応じてマネジメントにも変化が求められている
・なぜ人の成長に向き合う必要があるんだろう
といったことについて、アイスタイルのリーダー層が共通認識を持つために、毎年一回は、このようなアップデートの機会を設けたい。
組織マネジメントの新しい価値観を知り、皆さんの日々の組織マネジメントアップデートのきっかけの一つとして役立てていただきたい。
そんな思いからマネジメント・デイは生まれました。

当日は、
・ユニポス社CEOの田中弦さん
・マネーフォワード社CHOの石原千亜希さん
にお越しいただき、まったく違う立場から興味深い話をたくさん吸収することができました。

勝並:
田中さんは、人的資本経営の開示データをテーマに、上場企業5000社以上の人事制度や組織をマニアックに研究し続けて来られた方であり、幅広い事例を見ているからこその、今の世の中を俯瞰した視点を。いろんな会社の取り組みを経営観点から聞け、学びが多かったです。
中でも「社員が勝手に主体性を発揮することは無い。会社とマネージャが環境をつくる」はぐっときました。「推奨行動」の3段階の定義についても参考になりました。
(※「推奨行動」の3段階:①保つ行動 ②よりよくする行動 ③新しいものを生み出す行動)

石原さんは、急激に人数規模が拡大し組織成長を経験した立場から、急拡大と同時に色々なことを整備しつつも、大事にしているコアカルチャーの熱量を消さないように、という生々しい体験談を。
まったく種類の異なる2つの観点から話を聞けたことは、参加者にとっても気づきと学びのシャワーになりました。


2024年istyleのマネジメントテーマは「LISTEN」

田中さんと石原さんのお話を聞いた後、最後のテーマは「では、アイスタイルではどうする?」について。
人事責任者の勝並さんと、社長の遠藤さんから2024年istyleマネジメント・テーマが発表されます。

今年のマネジメントテーマを「LISTEN」に。
一人ひとりの持つ能力を最大限引き出し、個の成長にコミットする。個人と組織の大きな変化・進化に繋げていくための最初の扉は、「じっくり話すこと・じっくり聴かれることから」始まります。


インプット+アウトプットで、「置き換え力」を磨く

濃密なインプットの後は、アウトプットの時間
総勢120名ほどのリーダー層が、6名ほどのグループに分かれて、ワークショップへ。

他社事例を踏まえ、「自社で、自部署で活かすには?」を突き詰める闊達なディスカッションの時間です。

勝並:
ワークショップでは、

「普段接しない部署の人たちと話すことで、同じグループのメンバーとつながることができた」

「共通のインプットがあったうえで仲間とワークショップできたので、ワークショップでの一体感、情報共有、気付きなど学びがあった」

「実践的なアドバイスもいただけて参加してよかった」

「ワークショップで皆さんの考えやご経験を聞いて、マネジメントに正解はなく、HOWはたくさんあるし、一言でこうすれば良いというものはないと改めて感じた」

といったご意見をいただき、インプットとアウトプットの組み合わせで、皆さんの定着率も高まったようです。

文中に出てくるMCIとはMonthly Check Inの略。月に1回は上司と部下が対話し、日々の行動や能力/キャリア開発について話し合う場です。個々のタスクの進捗ではなく、個人の成長にフォーカスします。


開催したからこそ見えた、「リーダー層が求めること」

参加した皆さんからのマネジメント・デイ全体の感想としては、

「全社で共通言語を作っていくために、無理やりにでも時間を取って集中してやることが本当に大事」

「日々の業務に追われてしまい、マネジメントについて考えたり学んだりする機会がなかなか取れないので、こういう時間を設けてもらえるのはうれしい!」

「今後も積極的に参加して、会社から求められているマネジメント像の解像度を上げていきたい」

などなど。

想像以上にポジティブな声が集まり、皆さんが欲していることの解像度が高まりました。


良さそうなものはすぐにやってみるのがistyle流

田中さん、石原さんのお話がとてもおもしろく、心に残るキーワードも盛りだくさんでした!

勝並:
何よりうれしかったのは、みんなが「いいね」と思ったものをすぐに使い始めてくれたこと。
その素直さ吸収力が素晴らしく、運営者としても暖かい気持ちになりましたし、アイスタイルの未来は明るいなと感じました。
と同時に、そんなみんなの要望に応えるためにも、今後も色々な企画・コンテンツを用意していきたいですね。

アイスタイルはこれからも、積み上げてきたものをより良くしていくとともに、外部から新たな視点や刺激を取り入れて、チャレンジし続けます。

そして私たちHRは、マネジメント・デイ以外にもトライ&エラーを繰り返しながら、社員の皆さんが楽しく学べるきっかけ・機会をこれからも提供していきます。

その他の取り組みについては、また別の機会にお話をさせてください。