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事業と組織が熱い! 人事責任者が語る"今のアイスタイル”の面白さ

2023年7月にアイスタイルは25期目を迎えました。
9月には関西の旗艦店、@cosme OSAKAもオープン。日本最大のコスメ・美容の総合サイト『@cosme』のプラットフォームを中心に、美容に関わるあらゆるモノ・コト・ヒト・場所をつなぎます。

そんなアイスタイルの”いま”を伝えるistories。

今回は、7月に新たに人事管掌役員に就任された勝並さんに、
・アイスタイルのこれまでとこれから
・今アイスタイルに入社するおもしろさ
について、お話を伺います。



@cosmeとの出会い

ーー勝並さんは創業期に参画し、気づいたらアイスタイルと共に20年。今年の7月からは人事管掌執行役員として、新しいチャレンジを始められたんですよね。
大学生のとき、先輩たちが学生ながらにインターネットでサービスをつくっているのをみて、メルマガや掲示板などのサービスが次々と立ち上がり、個人がこんなに発信してつながるってすごい!インターネットの登場で世の中が変わる!と感じ、自分も関わりたいと漠然と思っていました。

でも、まだそれで自分が食べていけるというのがピンとこなくて製造業に就職。いわゆるOL生活をしながら、当時”インターネット企業”とよばれる会社がたくさん立ち上がるのを横目で見て過ごしていました。

そんな折、今の@cosmeの構想を熱く語るアイスタイル創業前の吉松さんと出会い、化粧品業界とインターネットで面白いことが起きそうだと感じました。チェンジメーカーの一人になれるかも、これは関わりたいという想いで手伝うようになって、気が付いたらあっという間に25年。

当時の私は、エンジニアとしての経験やスキルを持っていたわけでもなく、化粧品に詳しいわけでもなく。アイスタイルが描く世界観を少しでも早く、一歩でも先に進めるためにはどうしたらよいのかを突き詰めゼロからがむしゃらに進めていく。そのために、どんどん知らないことを学びながらやってきました。

振り返ると色んなことに関わってきて、
・リサーチ、クチコミ分析
・イベントの企画開催
・コンサルティング子会社
・マーケティングサービス開発
・ソリューション営業
・ユーザーサービス企画
・データマネジメント
...etc

ジェネラリストとして、必要とされているところに入っていきながら、本当に多くのことにチャレンジし続けることができました。



変化を楽しむ。飽きることない25年。

ーー創業期から ”アイスタイルのこれまで” を見続けてきたわけですね
在籍20年以上と聞くと長い!と感じられる方もいらっしゃるかもしれませんが、個人としてはやり切ったと思っても、会社や事業のフェーズが変わっていくたびに新たにやることやサービスが生まれるので、「やりきってもうやることがないな」と思う暇はありませんでした。気が付けば、25年経っていたという感覚です。

会社規模が大きくなってきたからこそ、これまで以上に早いスピードで新たなチャレンジが誕生し続けているのがアイスタイルの魅力。常に変化している、という感覚のある会社にいられることはとても楽しいですね。

たとえば、今では定番となった美容部員のLIVE配信も、コロナ禍で「今我々に何ができるのか」を考えて配信を始めたことが出発点。まずはやってみてブラッシュアップしてと繰り返しながら、出演者も裏方もワンチームで走っています。

原宿の@cosme TOKYOや大阪の@cosme OSAKAのような旗艦店も、「大型店を出す」と決めてから1年以内という短期間で実現にこぎつけるなど、スピード感を感じます。

私が以前に担当していたチームでも、もっとデータの見える化を進めたいということでTableauを導入したのですが、そこから1年たたずにみんなが日常業務で使うツールとなりました。やると決めたら一気に走り切るチャレンジングなカルチャーが、今まさに強みになっていると思っています。

できない言い訳よりも「どうやったらできるかを考えよう」という人が多いのが、アイスタイル流。周囲も、完全・完璧なものでなくてもアジャイルに進めていくことに協力的で、走りながら考えることに慣れているメンバーが多いからこそ、これだけスピード感がある展開ができていると思います。


事業の魅力。人の魅力。

「大きく整っている会社」に見えるかもしれませんが、ベンチャーマインドを持って走りながら考え・組み立てられる人が活躍しています。

ありがたいことに@cosmeが多くの認知をいただいているため、アイスタイルというと
・前からある@cosmeの会社でしょ
・クチコミメディアでしょ
・最近店舗を出していてるよね
それぞれの接点で認識していただけていると感じます。
しかし、アイスタイルの全体像をみると、メディア・EC・店舗とさまざまな事業が、ユーザーや商品ブランドベースで情報をつなげていき、化粧品業界で多面的にソリューションを提供しています。

アイスタイルが持つアセットが全部つながり、さまざまな接点で化粧品業界の皆さんと関わりを持てる。さらにその集合知で、これからも化粧品業界の変化に当事者として関われる。これこそがアイスタイルの事業のおもしろさだと思います。

ーー25年たった今も常に現状に満足せず「もっと」を追求し続けているのもアイスタイルの良さですよね
25年が経ち、創業当時に構想していたことが実現できつつあると感じています。
当初はクチコミメディアとして始まったビジネスも、創業時に描いていたようにEC・お店と領域を広げてきました。

お店もただ売るだけではなく、「化粧品と出会う場所」に変わってきています。
さまざまな環境が整い、一つひとつの点が線としてつながる。
その象徴の一つが、@cosme TOKYOであり@cosme OSAKAです。

ただ、私たちは今の現状に満足していません。
ユーザーや化粧品業界の皆さんの期待に100%応えられているかといえば、まだまだ全然。開拓の余地だらけです。

現在の延長線上の事業ではなく、業界の皆さんのリアルなニーズをくみ取りながらメンバー全員が新しい視座・視野を持ってチャレンジできる環境を作りたいと思っています
そうすれば、次のフェーズに駒を進めることができる。

マーケットの期待を常に超え、驚かせる存在であるためにも、まだまだ未開拓な領域がたくさんあります。

@cosme のもつクチコミデータはブランドさんにとっても価値がありますが、この先はより「個の理解」が必要。
データドリブンなサービス展開はこれからさらに突き詰めることができますし、店舗での商品との出会い、接客一つをとってもより一層突き詰めていき、ナレッジを業界の皆さまと共有することもできるでしょう。

美容業界で働く方の働き方や、個人の美容への関わり方も開拓の余地がありますね。

創業当時に描いていたものの実現確度が高くなってきた今、私たちはリーディングカンパニーとして、さらに先の未来をデザインしていきたいです。


未来の仲間へ

ーーそのためにも、メンバーの活躍がポイントになりますね
積み上げてきた強力な基盤をベースに、大胆なチャレンジをしてくれる仲間を歓迎します。

外から見るとアイスタイルは
・すでにでき上がっている会社
・決まったオペレーションをこなすことが求められている会社
のように見えているかもしれません。

実際は、まだまだマーケットの皆さんの期待を超えられていないので、今あるものをさらに進化させていく必要があります。また当然ながら、今ないものを新たに生み出していくことも必要です。

幸いにもアイスタイルには25年かけて構築したさまざまなアセットがあります。
・そのアセットを活かしてメンバーがどんな自己実現ができるのか
・その自己実現は、会社のビジョン実現にどうつながるのか

事業成長・組織成長それぞれの円の重なりを広げ、相乗効果を生めると良いですし、明確なwillを持つ人がアイスタイルにジョインすることで、さらに成長できる。そういう組織にしていきたいですね。

ーー「働きがい」を後押しするために「働きやすさ」があります。
近年注目の「人的資本経営」というトピックスが示す通り、勤続年数・産休育休取得率・管理職の女性比率という数値が重要視されています。
しかし、数値のみに踊らされないようにしたいですね。「働きやすさ」は、あくまで社員が自分にできることを十二分に発揮し、well-beingを実現するための”手段のひとつ”と考えています。

「働きがい」の実現のために、十分に能力を発揮するための「働きやすさ」。これを大事にしたい。単体ではなく、働きがいと常にセットで考えたいですね。
現在、WorkFromHome(WFH)という制度で週に数日在宅で仕事ができますが、これまで保育園のお迎えなどで時短を取らざるを得なかった社員が、通勤時間がなくなることでより仕事を受け持てるようになり、これまで以上に活躍する人が増えました。私自身もそうですが、「介護や子育てもあるけど、会社でも活躍できる」ための働きやすさとして、制度を磨きあげる。

活躍人材が、
・個人として、よりイキイキ働ける
・個人としての経験を積むことで新たな視野・視座を手に入れる
・家族の応援があってこそのエンゲージメント
という観点で考え抜いてより進化させていきたいです。

男女問わず、育児に向き合うことで個人とその家族のエンゲージメントが上がるのはもちろんですが、その期間の中で「生活者としての視点」をより感じることができ、仕事に戻ったときに「生活者中心の市場創造」という我々のミッションの意味や意義をより深く感じられるかもしれません。そのためにはたっぷり向き合える期間をとることや、それを快く送り出せる環境も必要です。

一つひとつの施策も点の効果ではなく面で捉えることが必要だと考えているので、そのあたりが皆さんに伝わるように組み立てていきたいです。



人事のミッション

ーー7月以降、さまざまな取り組みが走り出していますね!
7月に人事部に異動となり、私にとっても新しいチャレンジが始まりました。
アイスタイルでのキャリアを振り返ると、サービスを作り、サービスを売り、データを整備し・・・。その時々で色々な人たちと関わってきました。

私自身も事業を作ってきて現場の一人ひとりの顔が思い浮かぶからこそ、人事として介在価値を発揮できるのではないかと思います。
彼らが持つエネルギーをどうやって放てるのかを考えながら、前例主義的ではなくゼロベースでデザインしていきたいです。

まだ眠っている、みんなのエネルギーが解放される事にコミットするのが人事のミッション。
そのためには、
・今あるものをより良くしていくという観点
・外部から、新たな視点や刺激を取り入れていくという観点
この2つが混じり合い化学反応を起こして、常に新しいアイスタイルを見せていきたいと思います。
今いる社員とこれから参加してくれる皆さんと一緒に。

手始めはマネジメントに関わる皆さんとの取り組みです。100名を超えるマネージャー層に月1回参加していただいている「Round Table Discussion(通称RTD)」など、経営陣と検討しながらスタートしているものもあります。

RTDとは・・・未来の人財育成を担う一員として、他の参加者といくつかのテーマについて意見交換・議論する場です。参加者全員がテーブル内で自由・活発に発言し、他の参加者の視点や経験をシェアして、自身の経験値の向上に繋げていきます。

これらの取り組みについては、後日またお話しさせてください。

アイスタイルはこれからも、積み上げてきたものをより良くしていくとともに、外部から新たな視点や刺激を取り入れて、チャレンジし続けます。
ぜひ、これからのアイスタイルにご期待ください。