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"リターン採用狙い"じゃないのがアイスタイル流。私たちがアルムナイ組織をサポートするワケ

11月上旬、東京オフィスで「第一回 アルムナイ OG/OB交流会【アルムナイト!】」が開催され、アイスタイルの元社員が集まりました。

アルムナイ(alumni)は、英語で「同窓生」「卒業生」という意味です。人事の分野では退職者を指す言葉としても使われています。

アイスタイルがアルムナイを“サポート”する理由

アイスタイルのアルムナイ組織は卒業生が自主的に立ち上げたものであり、アイスタイルはそのサポートを行っています。

近年、アルムナイを貴重な人材リソースと捉え、退職後もコンタクトを取り続けて組織化し、そこから再雇用する「アルムナイ制度」が世の中では一般的なものになりつつあります。

しかし、アイスタイルのアルムナイ組織は、採用を目的としたものではありません。

アイスタイルの卒業生の中には、全く異なる業界にキャリアチェンジした方や、自身で新しいビジネスを立ち上げた方もおり、卒業生同士の出会いは、将来的な協業やビジネスチャンスを生むかもしれません。また、在籍時には交流のなかった方々がアルムナイの場で新たにつながることで、組織が広がっていく楽しさもあるはずです。

かつて一緒に働いた仲間たちを応援したい。そして、卒業後もアイスタイルとつながりを持ってもらうことで、双方にとって良い関係を築いていきたい。
そんな気持ちで、アルムナイの運営をサポートしています。

「アルムナイ OG/OB交流会」のようす

今回、参加者はFacebookのアルムナイグループを活用して呼びかけました。
当日はなんと51名の方が参加。アイスタイルの創業期である2000年ごろに在籍していた方や、昨年までアイスタイルで活躍されていた方など、さまざまな時代の卒業生が一堂に会し、アイスタイルからも現役メンバーが15名ほど参加しました。

食事・お酒を楽しみながら、旧交を温めたり、初対面の方同士で交流をしたり、豪華賞品をかけた「アイスタイルクイズ大会」に白熱したりと、大いに盛り上がりました!

「アイスタイルらしさって変わらない」
参加者の皆さんにインタビュー

それでは、皆さんに参加しての感想を聞きましたのでご紹介します。

――お一人目は新卒入社後、国内広告営業からキャリアをスタートし、海外事業の担当として現地赴任をしていたという武井 俊一(2008〜2015在籍)さん。

「昔の同僚や上司に会いたくて参加しました!事前に同期と連絡を取り合って、今日はみんなで来ています。はじめての方とも交流できましたし、皆さんの近況もたくさん聞けて楽しいです。久しぶりに会う方もたくさんいるのですが、この場所に集まると、不思議とみんな昔の雰囲気に戻るというか、一緒に働いていた頃の空気を感じています。」

――続いては、会話が盛り上がっていた川島 文乃(2013〜2016在籍)さんと井上 祥(2019〜2022在籍)さん。お二人は、在籍期間が全く被っていないということですが……。

井上さん「文乃さんとは今日初めてお会いしました!文乃さんが配信しているポッドキャストをずっと聴いていて、今日参加すると聞いたのでぜひお話したいと思っていたんです。いろいろなお話を聞けてすごく楽しいです。」

川島さん「こういう出会いがあると嬉しいですね!また、お互いに在籍していた時期が違うので、アイスタイルの変化が聞けて新鮮です。例えばアイスタイルの部活動について、井上さんは日本酒部に所属していたらしくて。私が在籍していた時代は、ボルダリングとか野球とかザ・体育会系の部活しかなかったんです。部活に行かないと呼び出されたりして(笑)だから、日本酒部や映画部があると聞いて、事業だけでなく、社内の活動もいろいろ進化してるなぁとびっくりしました。」

――最後に、アルムナイに参加するために長野県から来られたという滝澤 強志(2008〜2015在籍)さん。エンジニアとして活躍していた滝澤さんは、現在は実家の農園を継がれていて、10年以上の間アイスタイルのオフィスでリンゴやシャインマスカットの社内販売を続けてくれています。

「いつも買っていただいていた皆さんにお礼を伝えたいと思い、長野から来ました。3、4年ぶりにオフィスに来て、会社の規模も大きくなったので色々変化したかなと思っていたんですが、いい意味であまり変わっていなかったですね。やっぱりアイスタイルだなというか…。根っこは私がいたころと同じだなと感じます。これからもぜひ皆さんとつながっていけたらと思いますね。」

滝澤さんが経営する「的場果樹園」から、11月はりんごが届きました。

アルムナイ組織のこれから

参加者に話を聞いて印象的だったのは、在籍していた時代に関係なく、皆さんが「アイスタイルらしさって変わらない」と言っていたこと。
時代とともに進化しつつも、大切にしてきた根本の部分はずっと変わらずにあるのだと感じた会でした。

今後、このアルムナイがどんな風に発展していくのかはまだ未知数ですが、卒業生同士、そして卒業生とアイスタイルのメンバーが互いにつながりを感じられるような関係性を築いていけたらいいですね。