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いくつになっても母に感謝の気持ちを込めて。

母の日。

母に、今年は何が欲しいかと尋ねると"新しいラグが欲しい"と答える。

そんな母を乗せ、車で家具屋さんへと向かう道中、素敵な光景を目にした。



横断歩道を歩く2人の兄弟。

おそらく、小学校低学年から中学年くらいの兄弟だったと思う。

お兄ちゃんが両手でお花をギュッと握り締め、気を遣いながら歩き、弟もその後ろにしっかりついて歩くという光景を見かけた。


なんて可愛い兄弟なんだ、と微笑ましい気持ちになった。
お小遣いを兄弟で出し合ってお花を買ったのだろうか。
考えただけで素敵だ。私が母親なら泣いて喜ぶ。

きっと彼らはこれからも母を想う良い青年に育つに違いない。いつまでもその心を忘れずにいて欲しいと思った。



それを見つつ、私自身も母のことについて考える。

この日は運良く、行った先の雑貨屋さんに母の気に入るラグがあったので、プレゼント出来たが、母の日でなくとも母への感謝の想いを伝えられているだろうかと。


大人になり、大学を卒業した今も、なんだかんだで母に頼っている部分がたくさんある。

それを言葉や形、行動にして返せているだろうか。


少なくとも私は母の日に見た兄弟たちくらいの年には、肩たたき券くらいしか渡せていなかった。
そのうえ稼ぎが出来た今も、プレゼントする物が少し高価になっただけで、根本的には何も変わっていないなと。

これからはもっと母に感謝を伝えると共に、
常日頃から親孝行していかなくちゃと思い直した。


いつもありがとう、お母さん。

心に留めるだけでなく、しっかり想いを伝えたい。

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