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癒し系ドラマ『僕の姉ちゃん』の好きなところ

アマプラ独占配信ドラマ『僕の姉ちゃん』。

三十路OLの姉と新社会人の弟の2人。
束の間の2人暮らしの日々の記録。


主に2人の日々の何気ない会話を観ているだけなのに、凄くはまってイッキ見しちゃいました。

そんな『僕の姉ちゃん』について、
好きなところをつらつらと書いていこうかと思います。



✔️2人の役どころが最高

まず、黒木華ちゃん演じる"姉ちゃん"がかっこいい。
恋愛から職場の悩みまで様々なことを既に経験しており、いつも弟の悩みに対し、ガツンと共感できる言葉をかける。

かっこよく、逞しく、憧れの存在になりました。

そして弟役の杉野遥亮くん。
杉野くん自身はイケメンだけど、平凡の中の平凡の弟役。その姿もとても似合っていて、なんだか可愛くて癒されました(笑)



✔️姉ちゃんの言葉が全部グッとくる

この2人の会話は、このドラマにおいて、最も大切なポイントだと思います。
2人の会話あっての『僕の姉ちゃん』です。

基本的に、弟が〇〇ってなんだろう?と疑問を投げかけ、姉ちゃんがズバッと答える。その答えがシンプルな言葉なのに、凄く心に響きました。

このシーンとかめちゃめちゃ共感しましたね(笑)

それに話の内容も、人生のことから恋愛のことまで幅広い。
なのに、その言葉一つ一つに共感し、時には観ていてハッとさせられました。

姉ちゃんの素敵な台詞に励まされたくて、また観たくなってきちゃいました(笑)



✔️音楽が心地よすぎる

音楽以外にも素敵要素沢山あるのですが、曲も良いんですよね。

オープニングのハンバートハンバートの『恋の顛末』から、エンディングのOKAMOTO’Sの『Sprite』まで。

センスが良すぎます。これ以上の言葉ないです(笑)

それに劇中の音楽も素敵なんです。
雰囲気に絶妙にマッチしていて、なんか懐かしい感じもあるような音楽ばかりで。

サントラも買いたくなりました。



✔️心動かされる演出が魅力満載。

仕事終わりの夜は、食べ終わった食器をあえて映す。

朝は、花や置き物の描写が心情とイコールになっている演出。

その絶妙なカメラワークと演出が、なんだか日常だなあと親近感が湧きました。

さらに服や靴下、家のインテリアにも味があって。
江ノ電沿線に住んでいるという設定なのも、ちょっと古い街並みという感じで、良いですよね。

そして一番好きな演出は弟が会社から帰宅する際に、坂道を自転車で漕ぐというシーン。
最初は最後まで坂を登りきれなかった弟が、話数を重ねていくうちに坂道を自転車で登り切ることができるようになる。
成長する弟の姿を自転車で表現する描写が最高でした。

振り返ってみると、まだまだ気づいていない演出がたくさんあるような気がします。

やっぱりまた観たくなってきました(笑)


✔️こんな貴方にオススメしたい!

ここからはまだ観ていないという貴方に向けて。

今年放送されたドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』や、邦画『かもめ食堂』が好きな人は絶対好きだと思います!断言します(笑)

逆に『僕の姉ちゃん』にハマって、この2作を観たことがない!という貴方はこれらの作品も観ていただきたいです。

どちらも会話や雰囲気、服が素敵で最高に癒し系。
全力でオススメします(笑)



✔️最後に

振り返ってみて改めて、良い作品に出会えたなあとしみじみ。

そして驚くべきは、テレビドラマとしてのオンエアよりも先にAmazonプライムの配信ドラマとして公開されたこと。

新たな試みで面白いなあと思いました。

配信で見て、テレビでもまた観るのも新鮮ですよね。

私はきっとテレビの放送も観るだろうなと思います。

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