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SAが起こす小さな現場革命 〜Part13:プロジェクトを成功に導く「徹底した定量的な報連相」

割引あり

私、えいる は2022年3月に転職して、あるベンチャー企業でソリューションアーキテクト(以後、SA)という仕事をしています。

SAはまだ知名度が低く、どんな仕事?と聞かれるマイナー職です。

しかし今後のコンサルやIT業界で必ず必要とされ、数年後は注目職の1つになると私は確信しており、SAの業務内容、必要性、活躍の事例を連載形式で紹介していくことにしました。

  • クライアント要望を理解しきれず、適切な見積もりや提案ができない

  • 受注後に想定外の作業・課題が多発して案件が炎上

  • PMとエンジニアの会話が噛み合わない(現場が険悪)

こんな悩みを抱えている皆さん、その解決策の1つがここにあります!!


仕事術 Part2:徹底的した定量的な報連相


私がSAとして仕事をする中で、実践効果が高いと感じている5つの仕事術。第2回となる今回は「徹底した定量的な報連相」について。


報連相で必要なのは、会話のキャッチボール回数を減らすこと

私は「いい報連相ができたか?」を会話のキャッチボールが最低限の回数で終えられたかで判断するようにしています。

相手の期待と異なる発言をした場合は「それは◯◯ということですか?」と質問が重なり、会話のキャッチボールが多く発生します。逆に相手が求める答えを適切に発言できれば「わかりました」と会話は収束に向かいます。

会話のキャッチボールを減らし短時間で結論にたどり着ければ、残りの時間を有効活用でき、素早く安心感を提供できるという点で「君とは会話がしやすい」と相手からの信頼獲得にも繋がります。

(最初の一言、二言で全体の趣旨を上手く伝えられる人って、話していて安心できますよね)


会話のキャッチボールは、数値で減らそう


そもそも報連相が発生するのは「進捗の状況を納得してもらいたい」など、成し遂げたい目的があって行う行為であり、目的達成には「相手の納得」が必要不可欠です。

相手に素早く納得と安心感を提供するには、根拠や裏付けが数値で説明できる定量的コミュニケーションが一番の近道だと私は考えます。

ここからは、なぜ定量的なコミュニケーションが「いい報連相」につながるのかを私が普段から実践している3つの具体策や過去の失敗経験から説明していきます。


「いい報連相」を行う、3つの具体策

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