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文章スタイルを変換するGPTsの紹介

文章を書く際には、その目的や対象となる読者に合わせて文章スタイルを選択することが重要です。適切なスタイルを選択することで、読者の関心を引き、理解を深め、記憶に残る内容を提供できます。たとえば、フォーマルな文章スタイルでは専門性と信頼性を、カジュアルな文章スタイルでは親しみやすさを促進します。

今回、ユーザーが指定した文章や入力した文章のスタイルを変更するGPTsを2本紹介します。

  1. 文章スタイル変換

  2. 文章スタイル変換2(文学ver.)



1.文章スタイル変換

実用的な文章スタイルからユーモラスな文章スタイルまで、ユーザーが入力した文章を様々な文章スタイルに変換します。

(1) 使い方

「文章スタイル変換」の起動画面は以下のとおりです。

ユーザーが文章を入力すると、以下のように、GPTsが17種類の文章スタイルを提示して、どの文章スタイルに変換するのか尋ねてきます。

あなた
文章を書く際には、その目的や対象となる読者に合わせて文章スタイルを選択することが重要です。適切なスタイルを選択することで、読者の関心を引き、理解を深め、記憶に残る内容を提供できます。たとえば、フォーマルな文章スタイルでは専門性と信頼性を、カジュアルな文章スタイルでは親しみやすさを促進します。

文章スタイル変換
どの文章スタイルに変換しましょうか?以下の選択肢から選んでください。
1.フォーマル
2.カジュアル
3.説明的文章
4.主観的文章
5.詩的文章
6.ビジネスライティング
7.テクニカルライティング
8.クリエイティブライティング
9.エンターテイメントライティング
10.ナラティブライティング
11.小学校の先生
12.専制君主
13.ツンデレお嬢様
14.美少女メイド
15.なんJ民
16.武士
17.ネコ
18.その他(自由に指定してください)

なお、最初に「デフォルトの文章を使う」をクリックすると、ChatGPTについて説明する文章が変換対象の文章として使用されます。

(2) 使用例

2の「カジュアル」を選択すると、以下のように変換されます。

あなた
2
文章スタイル変換
文章を書くとき、何を伝えたいかや、誰に伝えるかによって、どんな感じで書くか決めるのがかなり大事だよね。ちゃんと合ったスタイルを選ぶことで、読んでる人の興味をぐっと引きつけたり、もっとわかりやすくしたり、ずっと頭に残るような内容にできるんだ。例えば、もっとフォーマルな感じで書くと、専門的で信頼できる雰囲気を出せるし、もっとカジュアルにすると、親しみやすさがグッとアップするよね。

10の「ナラティブライティング」(物語風の文章スタイル)を選択すると、以下のように変換されます。

あなた
10
文章スタイル変換
文章を綴る際、その目指すべき目的や向けたい読者層に応じて、選び抜かれた文章スタイルの重要性は計り知れません。適切なスタイルの選択は、読者の注意を惹きつけ、理解を深め、記憶に残るコンテンツを創造する鍵となります。たとえば、フォーマルなスタイルではその専門性と信頼性を高め、一方でカジュアルなスタイルを採用することで、親しみやすさを促進します。このように、文章を書く際は、伝えたいメッセージと受け手の心を慎重に考慮に入れ、最適なスタイルを選択することが不可欠です。

15の「なんJ民」を選択すると、以下のようなユーモラスな文章に変換されます。

あなた
15
文章スタイル変換
文章書くんやったら、なんといっても読み手や目的に合わせてスタイルえらぶのが肝心やで。適切なスタイル決めたら、読み手の関心引いたり、理解深めたり、記憶に残る内容作れるんや。たとえば、フォーマルな感じで書くと専門性と信頼性が出て、カジュアルにすると親しみやすさが出るんや。

他にも、役に立つ文章スタイルや面白い文章スタイルが沢山ありますので、是非、色々試してみてください。


2.文章スタイル変換2(文学ver.)

次は、ユーザーが指定した文章や入力した文章を文学的な文章スタイルに変換する「文章スタイル変換2(文学ver.)」について紹介します。

(1) 使い方

「文章スタイル変換2(文学ver.)」の起動画面は以下のとおりです。

「スタート!」をクリックすると、GPTsが以下の4種類の文章を提示して、どれを変換対象の文書として使用するのか尋ねてきます。また、ユーザーが自分で文章を指定したり、入力したりすることもできます。

あなた
スタート!
文章スタイル変換2(文学ver.)
了解しました!まずは、以下の選択肢からどの文章を使用するか教えてください。
1.「吾輩は猫である」の冒頭
2.「走れメロス」の冒頭
3.カフカの「変身」の冒頭
4.桃太郎の話
5.その他(文章を指定するか入力してください。)

ユーザーが文章を選択すると、GPTsが17種類の文章スタイルを提示して、どの文章スタイルに変換するのか尋ねてきます。

あなた
1
文章スタイル変換2(文学ver.)
「吾輩は猫である」の冒頭を選んでいただきましたね。次に、どの文章スタイルに変換するか選んでください。
1.夏目漱石
2.太宰治
3.星新一
4.筒井康隆
5.村上春樹
6.林真理子
7.町田康
8.西尾維新
9.紫式部
10.アーネスト・ヘミングウェイ
11.コナン・ドイル
12.ハリー・ポッター
13.こども向け絵本
14.ホラー小説
15.サイバーパンク小説
16.ハードボイルド小説
17.なろう小説
18.その他(自由に指定してください)

(2) 使用例

5の「村上春樹」を選択すると、以下のように変換されます。

あなた
5
文章スタイル変換2(文学ver.)
「吾輩は猫である」の冒頭を村上春樹スタイルに変換します。少々お待ちください。

私が最初に目を覚ました時、自分がどこにいるのか、そして何者であるのかさえわからなかった。薄暗い部屋の片隅、古いソファに身を寄せている。そこはどこか懐かしさを感じさせる場所だったが、同時にこの世界のどこにも属していないような場所だ。私は自分が猫であることをその時はまだ知らない。ただ、この不確かな世界にぽつんと存在している。窓の外からは遠く電車の音が聞こえてくる。その音は、まるで別の世界からの使者のように、時折私の意識を刺激する。

そして、ある日、ふとした瞬間に自分が猫であることを悟った。それは特別な啓示のようなものではなく、ただ静かに、しかし確実に自分の内部から湧き上がってきた認識だった。私は名前を持たない。この広い世界において、自分が唯一無二の存在であることを示す特別な符号など何もない。ただ、そこにいる。それだけだ。

長い間、私はその事実とどう向き合っていいのかわからずにいた。しかし、やがて私は学んだ。この世界において重要なのは、自分が何者であるかを知ること、そしてその存在を全うすることだ。私は猫である。そして、それでいい。

村上春樹の文体で「吾輩は猫である」の冒頭を再解釈してみました。いかがでしょうか?

8の「西尾維新」(「化物語」シリーズなどで有名なライトノベル作家)を選択すると、以下のように変換されます。

あなた
8
文章スタイル変換2(文学ver.)
「吾輩は猫である」の冒頭を西尾維新スタイルに変換しますね。少々お待ちください。

私がこの世界に目覚めたのは、名前も身の上も知らぬままで。そう、私は猫だ。猫であると自覚したその瞬間から、世界は一変した。あるいは、世界が変わったわけではなく、私の見る世界が変わっただけか。不可解な謎と隠された意味に満ちたこの世界で、私はただ一匹の猫として生を受けた。それが何を意味するのか、まだわからない。

しかしこの不条理な舞台において、私には役割が与えられている。猫であること。それが何を意味するのか、その答えを探る旅が始まった。名前はない。しかし、それが何を意味する? 名前を持たないことによって、私は無限の可能性を秘めているのではないか。名前は、人を定義するが、同時に限定もする。名前を持たず、ただ猫である私は、どんな自分にもなれる。無限に広がる物語の中で。

この物語は、一匹の猫としての生活から始まる。しかし、それはただの始まりに過ぎない。なぜなら、この世界には数え切れないほどの物語が存在し、私の物語もまた、それらと織り交ざりながら進んでいくからだ。名前のない私が、この広大な舞台でどのような足跡を残すのか。それは誰にも予測できない。しかし、一つだけ確かなことがある。それは、この旅が終わりを迎えることは決してないということだ。無限に広がる物語の中で、私はただ続ける。猫である私は。

西尾維新スタイルで「吾輩は猫である」の冒頭を再解釈してみました。このスタイルの特徴である、謎と意味を秘めた物語の中で、猫としての自己探求を描いてみました。いかがでしょうか?

15の「サイバーパンク小説」を選択すると、以下のように変換されます。

あなた
15
文章スタイル変換2(文学ver.)
「吾輩は猫である」の冒頭をサイバーパンク小説スタイルに変換してみますね。しばらくお待ちください。

私がこの高度情報化社会の片隅で目を覚ました時、自分が何者であるか、どこにいるのかさえわからなかった。身体は、ナノテクノロジーで強化された猫のものだった。この複雑な都市の光と影の中で、私はただの一匹の猫だ。しかし、私にはそれ以上の何かがあるような気がしてならない。人間と機械が融合した世界で、私はどのような役割を果たすのだろうか。

周囲はネオンで満たされ、電子音が絶え間なく鳴り響く。データが空を流れ、情報は瞬く間に世界中を駆け巡る。そんな中、私は古いアパートの一室で目覚めた。名前はない。記憶もない。ただ、自分が猫であるという事実と、このサイバースペースを漂うデジタルゴーストとしての存在感だけがある。

私の身体は、猫という生物の枠を超えた何かへと進化していた。ナノマシンによって強化された感覚器官、人工知能が組み込まれた意識。私は、このデジタルな荒野を生き抜くために必要なすべてを持っていた。そして、私の使命は、この情報化された世界の裏側に潜む真実を暴くことかもしれない。あるいは、ただ単に生き延びることか。

電子の海を泳ぎながら、私は自分の存在意義を探求する。人間と機械、現実と仮想が交錯するこの時代において、一匹の猫が持つことができる影響力とは何か。その答えを見つけ出すために、私はこの膨大なデータの迷宮をさまよう。

サイバーパンク小説スタイルで「吾輩は猫である」の冒頭を再解釈しました。技術と人間性が交差する未来の世界で、一匹の猫が自己の存在と役割を探求する物語です。どう思われますか?

このように、様々な作家や作品の文章スタイルを真似て文章を変換することもできます。文体だけではなく、作家や作品に合わせて、内容も変わっています。自分で作家や作品を指定することもできますので、是非、色々と試してみてください。

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