新板さん

昨年4月からフリーの63歳。日本語教師を目指して勉強中。リーダーシップ研修のアドバイザ…

新板さん

昨年4月からフリーの63歳。日本語教師を目指して勉強中。リーダーシップ研修のアドバイザーをしたり、俳句を捻ったり、オペラのバックコーラスをしたり、合気道の稽古をしたり、してます。

最近の記事

2022年8月になりました。Preplyその後

7月もPreply中心の生活が続いています。 合気道の稽古は、3回参加しました。今月も木剣と杖の稽古中心です。木剣は今まで背中につくまで振りかぶっていたのですが、間違いだと指摘されました。おでこの上くらいまで振りかぶって振り込む。それにより、剣のスピードが増し、剣を振る音が聞こえるようになりました。 ベルカントの練習は4回参加しました。ドニゼッティ歌曲集の「Amore e morte」と「The Lord‘s Prayer」を何度も練習しています。「Amore e mor

    • 2022年7月になりました。Preplyその後

      6月もPreply中心の生活が続いています。 今年、関西は6月28日に梅雨明け。23日からずっと暑い日が続いています。7月3日、やっと雨となりました。 合気道の稽古は、2回参加しました。暑いこともあり、木剣と杖の稽古中心です。 ベルカントの練習は3回参加しました。ドニゼッティ歌曲集と「The Lord‘s Prayer」を何度も練習しています。喉を開けて、できるだけ喉周りをリラックスさせて、下腹を使うことを意識して発声することで、だんだん響きのある声になったり、音程が安

      • 川口義一先生の「日本語教師のためのアイデアブック」を読む 発音編①

        私のオンラインレッスンの生徒Bさんは、香港系オーストラリア人で英語と中国語を話す日本語ゼロ初級者です。 ひらがなの読み方を教えている際に、「ばびぶべぼ」と「ぱぴぷぺぽ」にさしかかると 私がモデル音を出して聞かせて「リピート プリーズ」とやるのですが、なかなかうまく発音できません。それどころか「ばびぶべぼ」にところどころ「ぱぴぷぺぽ」が混じるように聞こえます。 私は中国語話者の指導をするのはほぼ初めてだったので、???の状態にいたところ、「日本語教師のためのアイデアブック」

        • もう教科書は怖くない!!日本語教師のための初級文法・文型完全「文脈化」・「個人化」アイデアブック 川口義一著を読んで

          「教科書は終わっているのに、文型の使い方が分からない」は私のオンラインレッスンを申し込んでくる学習者からもよく聞く話です。 著者はその大きな原因の一つが 「『機能』の説明や指導が不徹底だ」 ということにあるとしています。 本書でいう「文脈化」は「特定の文法・語彙項目を指導するとき、その項目が『だれが・だれに向かって・何のために』使われるものであるかを明示して指導すること」であるとし、これは、「どんな『機能』を示すためにその文法や語彙を使うのかを、具体的な人間関係と表現意図

        2022年8月になりました。Preplyその後

        • 2022年7月になりました。Preplyその後

        • 川口義一先生の「日本語教師のためのアイデアブック」を読む 発音編①

        • もう教科書は怖くない!!日本語教師のための初級文法・文型完全「文脈化」・「個人化」アイデアブック 川口義一著を読んで

          2022年6月になりました。Preplyその後

          6月もPreply中心の生活が続いています。 合気道の稽古は、3回参加しました。足の痛みもだいぶとれてきています。 ベートーヴェンの「ミサ・ソレムニス」の練習も5月は3回。「キリエ」と「アニュスデイ」のみの練習で、今回は残念ながら、コンサートなどの発表の機会もありません。拍子が頻繁に変わったり、ソロとの掛け合いが多いので、自分の歌っているパートのメロディが親しみにくく、最初の内はとても難しかったのですが、最後2回の練習では他のパートとのかかわりや伴奏とのかかわりもだいぶわ

          2022年6月になりました。Preplyその後

          2022年5月になりました。Preplyその後

          4月もPreply中心の生活が続いています。 しかし、合気道は3月19日から再開。それから毎週土曜日に稽古に行っています。 ベルカントも4月4日に再開。そこで、ベートーヴェンの「ミサ・ソレムニス」の練習にも誘われて、毎週日曜日の6回に参加することにしました。「ミサ・ソレムニス」はベートーヴェン自ら「自身の最高傑作」と称した宗教曲です。私も聞いたことはありますが、正直何がいいのかあまりピンときていませんでした。コーラスを練習して、より深く触れることで「傑作」に親しむことがで

          2022年5月になりました。Preplyその後

          2022年4月になりました。Preplyその後

          3月もほとんど、Preplyに明け暮れました。 2月13日にレッスンを始めて、先回noteを投稿した3月12日に、トライアルレッスン30件、お金を払ってくれた学習者が16名いましたが、4月3日現在で、トライアルレッスンは40件、お金を払ってくれている学習者が23名となりました。 23名の内訳は、 男性10名女性13名。 中学生3名、高校生1名、大学生5名、あと20代と思われる方9名、40代と思われる方4名、70代1名 国籍は、ニュージーランド、インド、ロシア、香港、イスラ

          2022年4月になりました。Preplyその後

          2022年3月になりました。Preplyのチューリップ開く

          もう3月も12日。すっかり投稿が遅れてしまいました。 これは2月中旬から、私が講師として登録している日本語オンライン講座の予約が増え多忙となったためです。 喩えがあまりよくないのですが、パチンコで言えば「チューリップが開いた状態」(こんな言葉ひょっとしたら死語?) MA先生の音声学講座は2月が最終月で、「高さと長さを整える」と、今までの講座の実践的な総まとめで、ここで学んだことがPreplyでも大いに力を発揮しているのですが、この最終回の復習もそこそこに、マン防発令の折り

          2022年3月になりました。Preplyのチューリップ開く

          2022年2月になりました。

          MA先生の音声学講座。1月は「高さを整える」 発音の「高さ」については、「語の高さ」であるアクセントと、「文の高さ」であるイントネーションがあります。まずは、アクセント。 日本語には重要なアクセントのルールが2つあります。 1, 1拍目と2拍目の高さは必ず違う 2, 一度下がったピッチがもう1度上がることはない このルールに基づいて、型を分けようとするとき、我々日本語教師は養成講座で4つの型を学ぶのですが、MA先生は、学習者には2つの型にまとめて教えればよいと言います。

          2022年2月になりました。

          日本語のアクセントのルールを、五十音図で学習者に認識させる

          MA先生の音声学講座もいよいよ佳境。 来月で終了となります。 今月のテーマは「高さを整える」。日本語のアクセントとイントネーションをどのように学習者に認識・習得させるかです。 まず今回はアクセント。 日本語教師が、すぐに単語のアクセント指導に走り勝ちなこの課題について、MA先生は、 「日本語(共通語)のアクセントのルール」、日本語のアクセントに「在るパターン」と「無いパターン」をはっきりと学習者に認識させることが、まず大事だと言います。 (関西弁や他の方言ではなく、あく

          日本語のアクセントのルールを、五十音図で学習者に認識させる

          「視点を変える」訓練で力をつける 三森ゆりか著 を読む

          著者は、「視点を変える」訓練により、子供達に次の3つの力がつくと言います。 ① 「自他の区別」が認識できるようになる。 一つの対象をAの視点、Bの視点、第三者の視点と三種類の立場から認識する訓練を通して、子供達は物事には色々な認識の仕方が存在することを知るようになる。 これはとりもなおさず、自分の考え方と他人の考え方が異なることを知ることである。 ② 自分の意見を客観的な視点から検討できるようになる。 一つの対象に様々な認識の仕方が存在することを認識すると、子供達は自分の

          「視点を変える」訓練で力をつける 三森ゆりか著 を読む

          日本語教室の俳句イベントに向けて

          昨年12月からボランティアとして参加している、神戸の日本語教室で、1月末に新年会があります。これに向けて、日本語学習者の皆さんは、日本の文化に触れる一端として、「書初め」と「俳句づくり」をすることになりました。 私は、「俳句づくり」のサポートを志願させてもらいました。 日本人でも「つくる」のはなかなか難しい俳句。 初級中級の日本語学習者の皆さんとは、一緒にお話ししながら「ことばさがし」をしていくことになります。 俳句の2大ルールとして、以下の二つを説明します。 ・五・七

          日本語教室の俳句イベントに向けて

          沙々杯応募

          新板さん 俳号 板倉呂萬 医者曰く七割は女児冬日和 五年日記の三年目なり去年今年 サピエンスの一員として年迎ふ

          沙々杯応募

          人間の本質は善である 「希望の歴史」ルトガー・ブレグマン著を読んで

          「人間は本質的に利己的で攻撃的で、すぐパニックを起こす」という説があります。 これに対し著者は 「ほとんどの人は本質的にかなり善良だ」と主張します。(上巻22P) 著者は、この説明のため、オランダのフローニゲン大学の社会心理学教授トム・ポストメスを登場させます。 ポストメス教授は何年も前から、学生たちに以下の質問を投げかけてきた。 飛行機が緊急着陸して、三つに割れたとしよう。機内に煙が充満してきた。早く脱出しなければならない!さあ、何が起きるだろう。 ・惑星Aでは、乗

          人間の本質は善である 「希望の歴史」ルトガー・ブレグマン著を読んで

          2022年1月になりました。

          MA先生の音声学講座。11月から実践編が始まっています。 12月は「長さをととのえる」 日本語の「長さ」については、「2拍1フット」を習得してもらいたいのですが、そのためにまずは「拍を数える」ことができるようになることが重要ということでした。 いろいろな、「拍」と「フット」の聞き取りとアウトプットの練習の仕方を学びましたので、15種類ほどあるそのトレーニングを、どの順番で学習者にやってもらったらよいかを考えるのが、「冬休みの宿題」となりました。 ビジネスブレイクスルー(

          2022年1月になりました。

          「ことばへの気づきとは何か?」「ことばの何に気づくべきなのか?」 ことばの力を育む 大津由紀雄・窪園晴夫著を読んで

          <定義> 言語(個別言語)・・・一つ一つの個別の体系を問題にする場合(日本語、       英語、スワヒリ語、日本手話等) ことば・・・人間が身につけることができる言語体系一般 「ことばへの気づきとは何か?」 無意識に使う母語の仕組みやその機能(働き)の中で、 ことば一般に標準化できることを 意識すること(低次のものから高次のものまであり) (16P 14~15行、30~33行) 「ことばの何

          「ことばへの気づきとは何か?」「ことばの何に気づくべきなのか?」 ことばの力を育む 大津由紀雄・窪園晴夫著を読んで