身体をゆるめないとええ息できません

呼吸をしていて自分の身体を観察しているとすぐにわかるのは、身体が固い時にはロクな息ができてないなということです。
身体が固いということは、緊張していたりして、力が入ってて、筋肉が硬くなっちゃっているので、可動域が狭くなっているってことです。

肺というのは筋肉なので固いと動かないし、さらに肺の周りには肋骨があって、その肋骨の周りにも筋肉がびっしりと張り巡らされておりまして、それら周辺の筋肉がカチコチになってたら、肺が広がって息を吸い込みたいのに吸えないので、息が吸えないし、吸おうと思うと実はまずはいっぱい吐かないといけないのに、吐くことができてないので吸えない。

そんなわけで、気持ち良い呼吸は筋肉が固まってカチコチの状態ではできませんよって話です。


では身体をほぐしてゆるめようとするとどうしたら良いかというと、柔軟をしたり適度に筋肉を動かして血を送ったりして、少し筋肉を疲労させてから、柔軟することで筋肉がゆるまりやすくなったりと、身体の動かし方のコツさえわかれば、自分の身体をゆるめることは上手になっていくものです。

そして身体を上手にゆるめることができたら、吸ったり吐いたりするのに邪魔をする筋肉の硬さが減るので、もちろん呼吸は随分としやすくなります。

深呼吸してもなんかスッキリしないとしたら、身体がカチコチで肺が大きく広がりづらい状況で一生懸命に吸おうとしているからかもしれません。だったら、最初にやるべきは、まずは身体をゆるめましょうってことになるわけです。

なので、呼吸の最初の一歩は、身体をゆるめることから、かなと思うのです。

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