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転職とテレワークについて

テレワークという言葉を聞いて、どんな感想を持つでしょうか。

朝遅くまで寝れて最高!
いや、家だと集中できないから出社したい
テレワークとかどうせサボりでしょ

など、様々な意見があるかと思います。

私は転職での企業選びの際、①年収、②身につけられるスキルと、ある条件でフィルターをかけて候補を絞りました。
その最後の外せない条件が『在宅勤務有』=テレワークでした。

公務員時代に経験させてもらいましたが、これが週に1〜2回あるとナイトでは、体の疲れ具合や仕事の気の持ちようがまるで違いました。

テレワークは一言で言うと『最強』です。

もちろん、家だと仕事モードになれない人等、合わない人も一定数いるでしょう。しかし、大多数の人にとって、テレワークは人生を好転させる機会になると思うのです。


テレワークのメリット

  • 圧倒的に時間が増える

  • 満員電車に乗らなくてすむ

  • 自分でスケジューリングする力がつく

・圧倒的に時間が増える

まず、使える時間がめちゃくちゃ増えます。

例えば、9時始業の企業があるとします。
片道1時間かけて出社する人は、朝7時に起きた後、朝食を取って着替えて、8時前に家を出ます。そして満員電車に揺られ、会社に着く頃には、残りのライフは60%。
他方、テレワークの人は、朝8時に余裕を持って起き、モーニングを食べた後、30分ほど自由時間。読書したり、資格試験の勉強ができます。そして、8時55分にPCを開いて勤務開始。

朝だけで、これほどの差が生まれます。これが平日5日間、年間にならすと約240日ですから、その蓄積効果は計り知れません。同じ勤務時間であれば、ライフワークバランスは格段に向上するでしょう。

・満員電車に乗らなくてすむ

私は満員電車が大嫌いです。若干神経質なところもあるのですが、とにかくストレスが溜まる。以前、満員電車に乗っている人は戦場にいる兵士よりも抱えているストレスが大きいという論文を見たことがあります。

通勤中の時間に何か他のことをすればいいと言う意見を多々見かけますが、まず無理です。大学時代、始発駅から満員電車で1時間半かけて大学に通っていましたが、混雑がひどい区間は座っていても足が当たります。読書なんてできたものではありません。できるとすれば、SNSで愚痴をこぼすことぐらいでしょうか。

自分でスケジューリングする力がつく

テレワーク時は、周りに上司や同僚がいないため、他人の目を気にすることなくある程度自由に仕事ができます。
これは言い換えれば、時間の許す限りいつまでも仕事ができてしまいますし、ずる賢い人だといわゆるサボりもできてしまいます(モラル的な問題とPC監視ツールがあるので、限度はあるかと思いますが)。

生産性を損なわないためにも、適度な休憩やタスクの優先順位付け等は、基本的に自分一人で行う必要があります。
この経験が、その後の仕事、あるいは私生活における意思決定にも役に立つのです。


このように一石三鳥のテレワークですが、コロナ禍が一段落し出社の流れが戻るにつれてその機会が減っているのもまた事実です。

個人的には、コロナが収まったらテレワーク終わりというのは訳のわからない話なのですが、、、

もちろん、テレワークが馴染まない職種や業界があることは百も承知です(事実、前職の公務員がそうでした)。
ただ、テレワークで人生が好転した身としては、一度身を置いてみてほしいなと思います。

『家で働けるなら、家でいいじゃん。そしてたまに出社すればいい。』

出社が義務ではなく行使できる権利であれば、今のように苦痛なものではなくなるのではないでしょうか。



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