Insight Tech　アイタスクラウド営業担当です。
配車大手のDiDiが不正に個人情報を収集したとして中国国内のストアからアプリを削除された模様です。各メディア一斉に取り上げておりました。

中国で配車アプリDidiがストアから削除、不正個人情報収集疑いで
2021年7月05日　Tech Crunch

中国政府、IT企業への締め付け強化　配車アプリ「DiDi（滴滴）」個人情報収集で処分
2021年07月05日　HUFFPOST

肝心の「何が不正だったのか」が明かされていないあたりお察しなのですが、この規制を受けて7月3日から新規ユーザー登録も停止しているようです。中国のIT企業への締め付けは一層強まっている印象ですね。

配車アプリが日本でも浸透しだしている中手痛い措置ですね。日本の配車アプリ市場では、昨年JapanTaxiとDeNAのMOVが統合してできた「GO」、「DiDi」、そして「Uber」で上位争いをしていますが、とんだ風評被害を被りそうです。

（画像：マナミナ / タクシー配車アプリはJapanTaxiがユーザー数首位。Uber Taxi参入や業界再編で市場勢力図はいかに？　より抜粋）

配車サービスは個人向けのみならず、介護施設など事業者向け（お客様を送迎する用）もあるようなので、まだまだ広がりを見せそうです。
モビリティ事業において日本は後れをとっていると言われてしまっていますが、今後どのように挽回するのか注視しようと思います。