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Wantedlyのイケてる求人を分析してみた Part2

良かった、できました。2回目!

今回もWantedlyのイケてる求人を分析していきます。

第1回目は、マーケティングのカテゴリーでの人気第1位の記事を分析しました。なので、今回はセールスのカテゴリーでの人気第1位の求人を分析します。

2019年07月08日時点での、現在の第1位はこちらの株式会社セールスフォース・ドットコムの求人になります。

【タイトル】セールスフォース・ドットコムで世界トップの営業スキルを身に付けられるインサイドセールス
【掲載日時】2019年06月13日
【職種】インサイドセールス
【PV数】11,223
【エントリー数】251
【エントリー率】2.24%
【応援数】89
【こんなことやります】下記に添付します。

この求人の特徴は、別料金を払うことで受けることができる、オプションの「特別ライティング」を利用しているところです。掲載日が06月13日なのに、3週間程でこのPV数やべえなと思ったのですが、そういうことでした。
通常の求人との違いは見れば一目瞭然です。いいなあ。使ってみたいなあ。

このように、文章の途中に写真を入れられたり、会話形式にできたりと、見栄えが非常に良くなります。

正直、どんな会社でもある程度イケてる会社に見えると思います笑 お金最高。

ちなみに、特別ライティングの料金は350,000円です。実際、この料金を払えば工数もかからず、ある程度の応募は見込めるので、安いとも考えられますよね。

まあこの求人に関しては、特別ライティングが凄い!と片付けられなくもないのですが、前回と同じ、「タイトル」「カバー画像」「こんなことやります」の3つの観点で分析していきます。

「タイトル」を分析

セールスフォース・ドットコムで世界トップの営業スキルを身に付けられるインサイドセールス

タイトルを要素で分けてみると、

会社名(=セールスフォース・ドットコム)
フック(=世界トップの営業スキルを身に付けられる)
職種名(=インサイドセールス)

という感じになっています。

このタイトルの良いところは、「世界トップの営業スキル」というインパクトの強いワードを使っている点と、職種名をセールスや営業ではなく「インサイドセールス」としている点だと思います。

世界トップの営業ってどんな感じなんすかね。
知らないうちに契約してるんでしょうか。

次回、『世界トップの営業を断ってみた。』お楽しみに。

Wantedlyは募集する職種をセールスやマーケティングといった大枠ではなく、より絞ったもので掲載ができます。さらに、そこにはタイトルでは使えないワードも使うことができるので、未経験歓迎といったワードも使えるのでかなり工夫できるところです。

「カバー写真」を分析

カバー写真、やはり、人が複数人写ってますね。ソファーや人形がいい味出してますよね。

最近の求職者、特に学生は給与や勤務条件よりも、経営理念や社風やオフィスのキレイさといったところを見るようになっていると言われていますよね。
それを考えると、人だけではなく、人形やソファー、後ろがガラス張りになっているところが写っていることで、オフィスの綺麗さが伺えるところがポイントです。

「こんなことやります」を分析

ここの求人のこんなことをやりますを読んでいると、
大きく分けて2つに分かれている印象です。

1つ目は、どういう人が向いているか。
2つ目は、入社後どういう研修があるのか。

2つ目に関しては、スキルがなくても応募ができるという点で、ハードルを下げる役割を果たしています。

こんな人がインサイドセールスに向いているというのは3つあります。 『素直な人』『主体的に数字のために動ける人』『お客様に興味を持てる人』です。

『素直な人』というのはよく求人に書かれており間口が広いように感じますが、 『主体的に数字のために動ける人』では人を絞っているように思います。


またセールスフォース・ドットコムのインサイドセールスは毎月数字を追う組織です。予算達成のために自分でアクションプランを考え、上手くいかないときは周りに主体的に相談する姿勢が求められます。セールスフォース・ドットコムには相談されればしっかり応える環境があるので、助けを求めることを積極的に行える人は結果を出しています。

他の求人と比べると、多く文字数を書いているので、応募してくる人のマッチ度は高いと思われます。熱量の高い人でもないと文量が多いものをは読んでもらいにくいですが、特別ライティングで見やすくなっており、読んでもらいやすいという点もポイントだと思います。

◆まとめ
・短期間に工数をかけずとも採用をするのなら、特別ライティングを利用する。
・制限に引っかからない程度にインパクトの強いワードをタイトルに使う。
・オフィスの綺麗さをアピールする。
・マッチ度が高い人が欲しい時は文量を多めにする。

いかがでしたでしょうか。少しでも役に立つ情報はあったでしょうか?
今後は、もっと数字を元に分析できたらなあと思います。

近いうちに、『Wantedlyとは何か?』を他の採用媒体と比較してまとめられたらと思っています。分析記事もどんどん出しますので、またぜひ読んでくださいませ。


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