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ゲーマー歴36年のダンジョン紀行#23 『"ダンジョンシンセ"と言うジャンル』

▼B75F: "ダンジョン"を表現する方法。

 2023年も新年度、4月はあっという間に過ぎてしまった感触ですが、意識はすっかりGWに向いています。連休はもとより、GW明けの次の週末にはゲームマーケット2023春が待ち受け、期待のダンジョン作品が登場するのを心楽しみにしている日々。また、その前日5/12にはゼルダの伝説Tears of Kingdumの発売など、電源・非電源ゲームに広く楽しみが待っております。皆様は5月を乗り切る準備、万全でしょうか?

 さて、当マガジンはアナログゲームを掘り下げていく執筆陣が集まり、一ジャンルを詳しく解説する記事に始まり、攻略記事、ルールの記事、はては第一線でアナログゲームを制作している方々の最新記事まで、多角的にゲームを語っているマガジンです。
 私の記事は『ダンジョン』を焦点にしたコラムを書かせてもらっております。マガジンの中でも異色のコラムとして、楽しんでもらえたら幸いです。

 今回は、我々ゲーマーが想像する”ダンジョン”ですが、なんと音楽で表現したジャンル「ダンジョンシンセ」と言う物があると聞きました。
 音楽は門外漢の私、ですがダンジョン好きとして紹介しない訳にはいきません。ゲーマーの皆様はもしかしたらご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、音楽ジャンルとしてのダンジョンシンセを、「ダンジョン好き」として語ってみたいと思います。

▼B76F: "ダンジョンシンセ"の概要~初見。

 ダンジョンシンセは、電子音楽のサブジャンルで、主にファンタジー、ダンジョン探検、中世的なテーマを持っています。もちろん、D&Dに始まるRPGの影響が発祥だそうです。
 遡れば1990年代初頭にブラックメタルシーンから生まれており、ブラックメタルの一部のミュージシャンが実験的なインストゥルメンタル作品として始められたもののようです。著名なダンジョンシンセのアーティストには、BurzumやMortiis、Erangなどが挙げられるようですが、誰をとりあげるかは賛否わかれる部分になると思うので、紹介までに留めます。どちらかと言えば、ダンジョンシンセは、インターネットの普及によってYouTubeで容易に楽しむことができますので、皆様の手で気になったアーティストから手をつけられるとよいでしょう。
 あまりメジャーなジャンルとは言えないながら、人気は継続的に発展し、新しいアーティストも常に登場しているようです。

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