ゲームの先鋭化について

来週ゲームマーケットが行われる。

アナログゲームの祭典であり、ボードゲーム・カードゲーム・TRPG、それら周辺アイテム雑貨まで多種多様である。この記事を見る人は、私のこと込みで知っている人も多いでしょう。省略。

先日、『近年の作品よりも、往年の名作にやっぱり戻る』というゲーマーの言葉を聞きまして、そういうこともあるなぁと思います。私もたまにマリオに戻りますし。え、違う? いや、同じだと思うんですよね。

ゲームって色んな楽しさがあると思うんです。先ほどの記事で『確率』をその一つに挙げさせてもらったのですが、本当は単語にするのなんて無意味なくらい、たくさんの楽しさが存在するんです。けれど、楽しさ自体は色んなゲーム作者さんが考えて作っていて、それはやはりその人が「楽しい」と思った経験から色々と組み合わせて作っているものなんですよね。娯楽品って大抵そうあります。

で、思考実験風になるのですが、Aと言うゲームに『〇×△』の三種類の楽しさがあって、『〇』が楽しい人達A’が数千人いるとします。その中に十人くらいがゲーム作る人がいるとすると、その『〇』って部分を組み込んで『〇◇☆』の楽しさがある新しいゲームA+を作るんですよね。でも、それをA'の人たちがプレイすると、何人かは「A〇やるなら、Aやるよ」ってなると思うんですよね。現在進行形でたくさんの同人ゲームができているのって、そういう先鋭化が実験的にたくさん行われているもの(同人ってまさしく)なので、最初に言った『近年の作品よりも、往年の名作にやっぱり戻る』のも当然の現象だな~と思う所です。

で、その『〇』の面白さに気付けるのも才能ですし、スルーされた『×』『△』を顕在化させるのも今後の才能にかかっていたり、プレイヤーの楽しみ方にかかっているんですよね。と言う話のオチでした。私は常に新しい楽しみを見つけたい人です。

以下は勝手に応援しているだけでURL貼っています。


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