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猫と夫の不思議な関係


わたしは結婚2年目の夫と1歳半のキジトラの男の子、いっと君との2人+1匹暮らしである。

音楽関連の仕事をしている夫は毎日忙しく、早朝に家を出て夜中に帰宅するという事も珍しくない。故に、わたしと比べると愛猫と接する時間はどうしても短くなってしまう。

今日はそんなうちの夫と猫の関係性について綴ろうと思う。

忙しい夫は、なかなか家でゆっくり過ごす時間が無いため、猫のお世話はわたしがメインで行っている。なので、猫が何か要望がある時は大体わたしのところへやって来る。

寝る時も必ずわたしの布団に入ってくるし、夫と比べると懐き方は少し違うように感じる。
こう書くとかなりマウントを取っているように聞こえるが、夜わたしの布団へと向かう猫を見て、少し切なそうにしている夫の顔を、わたしは見逃していない。
そんな夫の表情を見て、わたしだってちょっぴり切ないのだ。

そんな夫は、猫を心から愛していると思う。
猫を見つめる眼差しはとても優しい。

スキンシップにも積極的にチャレンジする。
猫を抱っこしてあやそうとするが、ジタバタと嫌がられてしまい、最終的にはガブガブと齧られてしまう始末だ。

この2人、もしや相性が悪い…?

そんな風に思ってしまう程、夫は猫に攻撃されている。
なんなんだ、この報われていない感じは。一方通行ではないか。永遠の片想いだ。


「夫と猫、実は仲が悪くバチバチのライバル説」が浮上したとある日、仕事の休憩中に一通のLINEが届いた。
差出人は夫。そういえば、彼は今日はお休みだったはずだ。

メッセージを開くと、そこには夫と猫のツーショットの写真が添付されていた。
布団にごろんと並んで寝転んでいるふたり。
しかも、同じような顔をして眠そうに写っている。

思わず、ふふふ、と笑いが溢れた。

きっとこのふたりは兄弟のような、親子のような関係なんだろうな。
時には喧嘩して時には仲良く寄り添う。
猫と飼い主というより、“生き物同士“、生活を共にしているような、お世話をするされるという関係じゃなく、家族や仲間という言葉が、このふたりにはふさわしいだろう。


眠そうなツーショットは保存した。
我が家の愛しいボーイズ達。
接する時間は短くとも、家族みんな、しっかりと絆で結ばれているのだ。










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