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『スマブラSP』にアルタイルが(Miiコスチュームで)参戦して考えたこと

 本日(2020年1月29日)より配信開始された『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』(以下、『スマブラSP』)のDLC第5弾で、『ファイアーエムブレム 風花雪月』のベレト/ベレスが、新ファイターとして参戦しています。

 ベレト/ベレスの参戦に関しては、「『ファイアーエムブレム』のキャラが多すぎるんじゃないか?」といった声もあるようですが、自分としてはその点に、特に異論はありません。『スマブラ』はSwitch版で特に、ゲーム業界を挙げてのお祭りの色がより濃くなりましたが、本来的には任天堂のゲームのプロモーションの役割も兼ねているはず。だとすれば、そこに任天堂の人気シリーズ最新作のキャラが参戦してくるのは、当たり前のことだと思うので。

 それよりも自分が驚いたのは、同時に発表されたMiiファイターコスチュームDLC第5弾の中に、『ロックマン』シリーズや『カップヘッド』と並んで、『アサシン クリード』第1作目の主人公、アルタイルの衣装が含まれていた点です(ユービーアイソフトからはさらに、『ラビッツ』シリーズのMiiファイターコスチュームも登場)。

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▲サムネイルも含めたゲーム画面は、上記のアナウンス動画よりキャプチャーしたものです。

 自分はなにしろ、このマガジン1発目の自己紹介記事で『アサクリ』とアルタイルへの思い入れを語っているぐらいのファンなので、今回の参戦は当然ながら喜んでいるのですが。

 ただ、それ以上に今回のアルタイルの参戦は、これが新ファイターではなく、あくまでMiiファイターコスチュームでの参戦だというのも含めて、『スマブラ』というゲームの現在の立ち位置を考える時に、いろんな示唆を与えてくれるように思います。

 そこで以下の有料ページでは、今回のアルタイル参戦について自分が思ったことを書き連ねてみようと思います。……もっとも、これはどこかで取材して話を聞いてきたとかそういうものでは一切なくて、あくまでオレが自分なりに考えただけのことなので、今後もしオレが書いたのとは違う事象が起こったとしても、それはそれということで、あしからず。

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